【公演レポ】「n.SSign」、MINUE(ノ・ミヌ)、「NATURE」らが出演の「青春スター」、会場を熱狂の渦に巻き込んだ!(画像提供:wowkorea)
【公演レポ】「n.SSign」、MINUE(ノ・ミヌ)、「NATURE」らが出演の「青春スター」、会場を熱狂の渦に巻き込んだ!(画像提供:wowkorea)
12月4日パシフィコ横浜にて「“n.CH WORLD Live 2022” in Japan」が開催され、n.CHエンターテインメント所属の歌手兼俳優のMINUE(ノ・ミヌ)、「The Midnight Romance」、「NATURE」、ハ・ドンヨン、そしてグローバルオーディション番組「青春スター」TOP7の「n.SSign」、リュ・ジヒョン、キム・プルム、ペク・ヒヨン、キム・テヒョン、ヒョン・シニョンが出演した。なお、出演予定だったキム・ジョンハンは新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたため、出演を見送ることになった。

ノ・ミヌ の最新ニュースまとめ

「青春スター」は、2022年5月19日から8月4日までABEMA、Channel Aで放送され、アイドル派、ボーカル派、シンガーソングライター派に分かれてバトルを行うグローバルオーディション番組。この番組を観て応援していたファンにとってはTOP7を直接観られるということで、開演前からファンの期待感で満ちあふれていた。

オープニングは、シンガーソングライター派のキム・プルムとリュ・ジヒョン、ボーカル派のヒョン・シニョン、キム・テヒョン、ペク・ヒヨンが並んで登場。キム・テヒョンの「せーの」の掛け声で「みなさん、お久しぶりでーす」と日本語であいさつすると、一人一人自己紹介へ。キム・プルムは「このようにたくさんの方々の前に立つことができて嬉しいです」と喜びを伝え、キム・テヒョンは「皆さんの前で歌うことができて本当に幸せですね。きょうは特別なステージを準備したので楽しんでもらえれば嬉しいです」とファンの期待感を高める。リュ・ジヒョンは「とても会いたかったです。きょうのステージをみんなで一生懸命準備したので温かく見守ってください」と気合いを入れ、ペク・ヒヨンは「『“n.CH WORLD Live 2022” in Japan』を一緒に楽しむ準備はできましたか? たくさん期待してください」とキュートな声で伝えた。最後にヒョン・シニョンが「とっても一生懸命準備したので、みなさん一緒に楽しんでくれると嬉しいです」と伝えると続けて「みなさーん」と一言。シニョンがほかのメンバーに何かを求めつつも沈黙が流れたため、再度「みなさーん」と何度か言うと、やっとシニョンの掛け声をきっかけに「楽しんでくださーい」と5人が声を合わせることに成功。5人のほんわかとした雰囲気に会場内は笑顔に包まれた。

●「青春スター」圧巻のステージ!
キム・プルムは、10月にリリースされた新曲「Dream that can never be」を披露。幻想的なギターサウンドにのせて耳元で囁くようなしっとりとした歌声を会場に響かせ、聴き手の心を強く揺さぶる。
リュ・ジヒョンは「青春スター」で披露した自作曲の「私があなたに」を歌唱。「相手を応援し、力になれるような人になりたい」という気持ちを、穏やかなピアノサウンドにのせて透明感のある歌声を響かせた。歌い終わると「みなさんの前で歌うことができて12月4日がとっても大切に感じます。次の曲はもうすぐ公開される曲です。皆さんに最初に公開する曲なので聴いてください」と伝え、軽快で爽やかなリズムが心地良い「びくびく」を披露。腰に手を当てて、リズムに乗りながらステージを左右に移動し、明るく伸びやかな歌声で華やかなムードに包まれた。

キム・テヒョンは「Official髭男dism」の「Laughter」をカバー。青空の映像をバックに、胸に手を当てて、優しく伸びやかな歌声を響かせた。
ヒョン・シニョンはMISIAの「果てしなく続くストーリー」を。柔らかい声質でいながらも、力強く伸びやかな歌声を会場に響かせると、会場からは拍手が沸き起こる。
ペク・ヒヨンはヒョン・シニョンと共に小柳ゆきの「Be Alive」を歌い、力強く突き抜けるような歌声を響かせ、「青春スター」で披露したパク・ジョンヒョンの「In Dream」も2人で披露。心に訴えかけるような迫力のある歌声に誰もが聴き入っていた。

●ハ・ドンヨン - 包容力と深みのある歌声が心揺さぶる!
韓国最大規模の超大型歌謡オーディション番組「明日は国民歌手」出身のハ・ドンヨンがゆっくりとステージに登場すると、彼が作詞したバラード曲「We Belong Together」を披露。ペンライトがゆらゆらと揺れる中、あたたかみのあるストリングスサウンドにのせて、優しく深みのある歌声を響かせ、聴き手の心を揺さぶる。彼は「昔から日本が大好きで、ずっと日本の舞台に立つことが夢でした。とてもうれしいです。みなさんのおかげです。これからもよろしくお願いします」と伝えると、矢沢永吉の「時間よ止まれ」をカバー。会場全体を包み込むような包容力のある歌声に、会場は大きな拍手に包まれた。

日本語の曲以外にも、「明日は国民歌手」で披露し審査員のジュンスやイ・ソクフンをも唸らせた曲「When I am in Busan」も歌ってくれた。温かみのある柔らかな歌声は体中に染み渡るように響き、癒やしを与えてくれる。

●MINUE(ノ・ミヌ) - “ロック魂”、“役者魂”炸裂「みんなの声が聞きたかった!」
会場にバグパイプのような幻想的なサウンドが広がると、真っ赤な衣装に身を包んだMINUEが手を広げながら登場し「Gravity」を披露。爽快な開放感に満ちたバンドサウンドが会場を心地良く満たすと、伸びやかに突き抜ける歌声と切れ味鋭いシャウトに会場が一気に盛り上がる。

「Are you ready」と叫んで歌ったのは「We rock」。片足をスピーカーにあげながら、ファンの声を聞こうと耳に手を当てて会場をさらに煽る。マイクを上にあげ、ぐるぐると回すとロック魂が炸裂! MINUEの熱いパフォーマンスに、会場からは「ミヌー!」という声援が飛び交っていた。
ロックな熱い雰囲気から一転、不気味なオルゴールサウンドが流れると、ミュージカル「エリザベート」の「Last Dance」を披露。それまでのロッカー、ノ・ミヌとはまったくの別人になり、不気味な表情、荒い息遣いなどで会場を一気に惹きつけた。

ノイジーなサウンドが響くと、白いギターを持ったMINUEがThe Midnight Romanceのボーカルとして登場し、「Feel Your Love」を歌唱。メロディアスなサックスフォンとロマンチックなシンセサウンドに甘く柔らかな歌声が絡み、聴き手を陶酔感へと誘う。歌い終わったMINUEは、「こんばんは、ミヌです。Yeah! Yeah!」と叫び、「本当に叫びたかったんですよね。心が苦しいって感じでしたけど、『エブリバディ』って言ったら『Yeah』って言ってくれて、本当にありがとうございました」と笑顔を見せる。すると大きな歓声が会場に響き渡り、それを体全体で受け止めるかのように両手を広げるMINUE。久しぶりに聴く歓声を動画に残したいという彼はスマホを取り出して、客席を撮影してご満悦。「この映像を見たい方はInstagramで見てください」と告知をすると、次の曲「MIDNIGHT ROMANCE」へ。伸びやかなサックスフォンの音色、煌びやかなシンセサウンドにグルーヴ感のかるギターサウンドが調和し、そこへエッジの効いたキャッチーな歌声が重なり心地良い響きを届けた。

●「NATURE」 – 爽やかさとセクシーさを兼ね添えた魅力的なステージ!
真っ白の衣装で登場した「NATURE」は「Dream About U」を披露。好きな人の夢を見たという少女の照れくさい気持ちを歌ったピュアな歌詞と明るく透明感溢れる歌声がマッチし、「NATURE」の爽やかな魅力をアピール。元気で明るい挨拶を終えてからは、日本人メンバーのハルが「みなさん楽しんでますか? 私たちは日本活動中で、12月27日まで単独コンサートをしているのでぜひ遊びに来てください」とことしの活動計画を伝え、来年1月に新曲を準備していることも発表しファンを喜ばせた。そして「次の曲は~? 『Alleglo Cantabile』でーす」と全員で曲紹介。楽しく弾むようなドラムサウンドと「NATURE」の澄んだ歌声に会場に爽やかな風が吹き込んだ。

トランスジャンルのダンス曲「LIMBO!」では、ダイナミックなサウンドと腰を反ったリンボーダンスを取り入れてエネルギッシュなパフォーマンスで会場を熱くする。
オリジナル曲以外では、ソヒ、セボム、ハルがチャイナドレスで登場し、松浦亜弥の「めっちゃホリディ」を元気に披露。「NATURE」が太平洋で突如消えたというハルの速報ニュースが画面に現われると、フラダンスのような格好の「NATURE」が「Happy talk」を歌唱。途中、「n.SSign」のヒョンとヒウォンも登場し、可愛らしい演出に会場を笑顔にした。

「RICA RICA」では、ぴょんぴょんと小刻みに飛び跳ねるユニークなダンスの部分を「n.SSign」も一緒になってジャンプ。総勢14人で飛ぶ姿はさらにインパクトを与え、会場のボルテージも一気に上昇した。

●「n.SSign」(エヌサイン) - キュート&セクシー&クールな魅力満載!
「n.SSign」は、「東方神起」の「MIROTIC」をカバー。力強くセクシーなパフォーマンスとカズタの高音のパワフルボイスに歓声が沸く。ジュニョクの力強い歌声から始まった「Rising Sun」ではさらにエネルギッシュにパフォーマンスし、会場を熱気の渦に巻き込んだ。
カズタのソロダンスから始まり、ソンユンとの力強いダンスで会場を惹きつけると、ハンジュン、ヒョン、ヒウォンの5人が「EXO」の「Love Shot」をパフォーマンス。セクシーでパワフルなダンス、魅惑的な表情で会場を熱くした。

セクシーでクールなパフォーマンスの他に、アンパンマンの格好をして「アンパンマンのマーチ」とcinnamons×evening cinemaの「Summer Time」を披露し可愛らしい魅力も発揮。さらに、カズタはエンジェル審査員を虜にした2PMの「My Home」も披露し、魅惑的な視線と仕草で会場を熱くした。
この日は、オリジナル新曲が初めて公開。美しくて力強いアカペラのハーモニーを響かせると、オリジナル新曲の「君以外全部ある」を初披露。優しく伸びやかな歌声を響かせ、彼らの歌唱力をアピールした。初披露のステージに緊張気味だった彼らは、緊張を解すかのように1人ずつ自己紹介をすることに。「幸せを届けるヒウォンです!」、「セクシーポニョ、ドハです」、「僕はn.SSignのわんぱくボーイ、ハンジュンです」、「n.SSignのお兄ちゃんキリン、パク・ヒョンです!」と元気よくあいさつしていくと、日本人メンバーのカズタは「久々に日本に帰ってきたリーダー、カズタです。ただいま!」と投げかける。すると客席から「おかえりー!」と返ってきて「すごいね」と驚く場面も。ソンユンが「n.SSignの~」と言うと、客席から「なまりプリンスー」という声が聞こえ、ファンとの息もぴったり。ジュニョクは「僕はn.SSignの監督ジュニョクです」とシンプルに紹介するが、メンバーから「猫は?」と突っ込まれ、再度あいさつすることに。ジュニョクは「猫監督、ジュニョクです!」と「猫」を付け加えて元気よくあいさつし、ファンを満足させた。

新曲のバラード曲についてカズタは「皆さんに新しい姿を見せたくて、イントロにアカペラを入れてみました」と伝えると、会場から大きな拍手が沸き起こる。「次にお見せするステージがまさに皆さんが待ちに待っていた新曲なんですけど、みなさん、待っていましたよね?聴きたいですか?」と投げかけると、会場は熱狂的な反応を見せた。そしてカズタが「今から宇宙で初めて公開する『Woo Woo』を披露させていただきたいと思います」と伝えると、「Let’s Go」の掛け声で新曲のステージへ。両手を横にしてお尻を突き出す「クレヨンしんちゃん」をイメージしたポイントダンスで7人のキュートな魅力を大放出!甘い歌声とかわいい動きで会場にいるすべての人たちを虜にした。

「青春スター」のファイナルステージで披露した「In Summer」も準備してくれた彼ら。白シャツにジーンズ姿となり、爽やかに披露。また、テレビアニメ「ダンベル何キロ持てる?」のオープニングテーマ「お願いマッスル」を、筋肉がプリントされた前掛けのようなものを装着してパフォーマンス。最後は取り外して本物の腹筋を見せて会場を沸かせた。

●n.CHworldスペシャルコラボ!
この日は、ここだけで見られるコラボステージもたくさん披露してくれた。
「NATURE」のセボム、ペク・ヒヨン、キム・プルムはAdoの「うっせえわ」を力強く熱唱。ドラムはMINUEが演奏し、3人の熱いシャウトにMINUEも気持ちよくドラムを叩く。
「n.SSign」は山下達郎の「愛を描いて-Let’s Kiss the Sun」、「Ride On Time」をメドレーで歌い、続く「Sparkle」ではドハのギター演奏で会場を驚かせ、「NATURE」が加わると「Plastic Love」のメロディーにのせてダンスパフォーマンス。キム・テヒョンとキム・プルムは山下達郎の「SUNSHINE-愛の金色」、ヒョン・シニョンは竹内まりやの「もう一度」を歌い「n.SSign」がダンサーとして登場。
「NATURE」のソヒとセボムは竹内まりやの「マージービートで唄わせて」、傘を差してリュ・ジヒョンが登場すると松任谷由実の「何も聞かないで」を披露し、ペク・ヒヨンはMINUEがギター演奏する中、竹内まりやの「アンフィシアターの夜」を歌唱。貫禄のある歌声で観客を大いに沸かせた。

「Mr.Children」の「星になれたら」のカバーステージでは、キム・テヒョンが「n.SSign」のドハとソンユンと一緒に元気よく歌唱。続いて星野源の「恋」の伴奏が流れると「n.SSign」メンバー全員が登場しキレキレの“恋ダンス”を見せて会場を盛り上げた。
イチゴのかぶり物をして客席から登場したのは、ハンジュン、ハ・ドンヨン、キム・テヒョン。「ゆず」の「いちご」を歌い、ユニークなステージに会場には笑顔があふれていた。
「King Gnu」の「三文小説」のカバーステージでは、MINUEの繊細な歌声から始まり、ハ・ドンヨン、キム・テヒョンがステージに合流。MINUEはキーボードを弾き、途中「n.SSign」のジュニョクがドラムで参加、ハンジュン、ソンユン、ドハの3人はダイナミックかつしなやかなダンスで表現し、先輩・後輩のコラボに会場は大興奮していた。

最後は出演者全員がステージに集まり「Allegro Cantabile」を披露。約3時間にわたる「“n.CH WORLD Live 2022” in Japan」は大盛況のなか終了し、終演後には出演アーティストによるお見送り会を実施。ファンの心をしっかり掴んで離さなかった。

なお、本公演の様子は12月17日(土)夜8時よりABEMA PPV ONLINE LIVEにて視聴することが出来る。


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