ENHYPEN の最新ニュースまとめ
「＆AUDITION – The Howlling –」は、日本を皮切りにグローバルを舞台に活躍するアーティストを生み出すプロジェクト「HYBE LABELS JAPANグローバルデビュープロジェクト」のオーディション番組。“人と人”、“人と世界”を結んでいく意味を持つ “＆”というキーワードのもと、デビュー組4名（K、NICHOLAS、EJ、TAKI）と練習生11名が、デビューという光に向かって団結していくストーリーをリアルドキュメンタリー形式で描いた番組。オーディションの進行方法は、1ラウンドから4ラウンドまでにミッションをこなし、1人ひとりの評価で与えられる“＆BALL”を集めて“＆RING”を満たすことで、15人がファイナルラウンドに進出できるというもの。“＆RING”を満たされなければデビュー組4人と練習生11人のデビューが白紙になるという、誰ひとりとして気を抜けない過酷なものだった。プロデューサーから厳しい言葉をもらったり、上手くできないことで涙するメンバーもいたが、その悔しさをバネにして1人ひとりが成長していくことで15人の絆が深まっていき、その努力の結果、無事に“＆RING”を100%満たすことができた。
そしてこの日は、デビューメンバーを決めるための最終ステージ。会場には15人を応援するファンが集まり、それぞれの推しのネームプレートを掲げながらファイナルラウンドを見守った。
最終メンバーの選抜方式は、練習生11人が2つに分かれデビュー組と一緒に新曲を披露、そのステージの評価で5人が選ばれるというもの。スペシャルプロデューサーには、音楽プロデューサーの今井了介、アーティスト兼プロデューサーのZICO、HYBE America CEO兼SB Projects創業者Scooter Braunが出席。「I-LAND」でデビュー組4人と共にした「ENHYPEN」、そして観客席には、デビューの瞬間を見届けるために「BTS」のリーダーRMも駆けつけた。
最初に披露したのは、デビュー組4人と練習生HAYATE、GAKU、HIKARU、HARUA、YEJUNの「Melody」。爽やかで明るいギターサウンドが響く中、パステルカラーの爽やかな衣装に身を包んだメンバーたちが、“みんなを幸せにする”という想いを込めて、まぶしいくらいの笑顔を見せながら、しなやかでいて力強いフォーメーションダンスを披露した。
そして2組目は、練習生4人とFUMA、JUNWON、YUMA、JO、MAKI、MINHYUNGの「Running with the pack」。オオカミの群れが走って行くという意味のこの曲は、1曲目とは違ったダークで荒々しい雰囲気の曲。アグレッシブでうなるようなギターサウンドに乗せて、力強い視線を送りながらダイナミックなパフォーマンスで観客を引きつけた。
2組のパフォーマンスを終えてからは、「＆AUDITION」のシグナルソング「The Final Countdown」をパフォーマンスすることに。貴公子のような真っ白の衣装を身にまとった15人がステージに登場すると、舞台は一瞬にして華やかに。番組が始まった頃と比べると表現力も豊かになり、堂々と伸びやかにパフォーマンスする姿はまるで水を得た魚のよう。この日JUNWONは、膝をけがしていたため一緒にパフォーマンスすることはできなかったが、椅子に座っていても上半身だけで熱意のこもったパフォーマンスを見せ、観客を感動させた。最後はメンバー全員がJUNWONのほうに駆け寄り、囲むようにしてポーズ。15人の絆を感じる瞬間となった。
そしていよいよデビューメンバーの発表の時間へ。緊張感が漂う中、JO、HARUA、MAKI、YUMA、FUMAと順に呼ばれ、選ばれたメンバーは涙を流しながら喜びをかみしめ、デビュー組の4人も抱き合いながら5人のデビューを喜んでいた。
9人のメンバーが決まると、HYBE議長パン・シヒョクからコメントが届き、「＆TEAM（エンティーム）」というグループ名が発表された。
今回残念ながらデビューできなかった6人は、デビューメンバーに対するお祝いの言葉を伝えつつ、新たな目標に向かって頑張るという意欲を伝え、9人に見送られながらステージを後にした。
デビューが決まった9人には、「I-LAND」で共にした「ENHYPEN」からメッセージも送られた。SUNGHOONからは「I-LANDの時に、一緒にした K兄さん、EJ、NICHOLAS、TAKIに久しぶりに会えてうれしかったです。僕たちも2年前にこういった雰囲気の中でデビューしたのですが、その時にどんな気持ちだったのかということに改めて気付かされた気がします。これからも一緒に頑張っていけたらうれしいです」と伝え、最後はハグや握手をしてデビューをお祝いした。
最後は1人ひとりが、支えてくれた家族やファンに感謝の気持ちを伝え、プロのアーティストとして上を目指していきたいと、目を輝かせながら伝えた。また、世界でどんなグループになっていきたいかについてKは「9人はまだまだ未熟ではありますが、誰よりも音楽に真摯（しんし）になって向き合い、ファンの皆さんにも真摯になって向き合い、一つ一つ丁寧に努力を重ねていって、必ず世界の舞台で活躍できるように頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」と力強く伝え、会場にいるファンに手を振りながらステージを後にした。
放送収録後は「＆TEAM」として初めてとなるインタビュー形式の記者会見が行われた。プロデューサー陣や「ENHYPEN」とのフォトセッションを終え、番組のMCを務めた木村昴と日本テレビアナウンサーの辻岡義堂が登場し、インタビューが行われた。
デビューが決まった気持ちを誰に伝えたいかという質問にJOは、「僕はこの夢を追いかけると決めてからずっと応援してくれたお母さんとお兄ちゃんに感謝を伝えたいです」、YUMAは「僕はファンの皆さんと家族、友達に伝えたいです。舞台をやるまで僕たちオーディション組は、不安だったり、心に余裕がなかったりして、その中でファンの人たちは投票をたくさんしてくれたり、インスタグラムのストーリーを作ってくれたりとか、いろんなことに協力してくれました。本当にファンの皆さんには感謝してもし切れないくらい感謝しています。家族は生まれた時から一緒なので、ずっと応援してくれて感謝しています」、FUMAは「やっぱり僕は家族に伝えたいなと思って、10何年も応援し続けてくれたのは横にいてくれた家族なので…。早く僕も連絡しなきゃなと思っています。ありがとうございます」と支えてきてくれた人たちへの感謝の気持ちを伝えた。
デビューまでの準備してきた期間についてKは、「長かったようで短かった期間でした。（メンバーと）半年くらいでしたが、1年くらいいたような感覚でずっと24時間共に過ごして、簡単なことだけではなかったんですけど、かけがえのない時間でした。ここにいない6人の練習生も次の夢に向かって頑張って行くと思いますし、僕たちも負けないように頑張って行きたいと思います」、NICHOLASは「準備した時間は大変な部分もあったんですけど、15人で一緒に練習したり、いろいろと初めてのことをやってきたので、落ちた6人にも『頑張って、後で成功して会いましょう』と言いたいです」と笑顔で伝えた。
ファイナルラウンドについてHARUAは「この1日のために長い時間15人全員で練習してきましたが、あっという間だったなと感じて、今日は15人が世界で一番輝いたんじゃないかなと思います」、MAKIは「今日まで本当に長い期間練習してきて、本当に長くて、9月3日という日が来ないんじゃないかなってくらいでした。舞台に上る前、僕自身は緊張していたんですけど、始まったら終わるまでが早くて、最後は緊張が吹っ切れたような気がしました。楽しかったです」とステージを振り返った。
オーディション前日は眠れなかったと話すメンバー。前日の食事について聞かれるが、沈黙が流れ「何食べたっけ…？」と覚えていない様子。そんな中Kが「意外と減量というか、食事に気をつけている練習生が多くて、それもちょっと関係していて…。あと基本、記憶力があまりちょっと良くなくて（笑）」と話し、報道陣の笑いを誘う場面もあった。
練習生11人から5人のメンバーが決まったことについてEJは、「こんなに素敵なメンバーとひとつのチームになって、これから8人とどんな幸せな時間を過ごせるか楽しみにしています。いろんなことを一緒にしていくと思うけど、これからもみんなで頑張りたいと思います」、TAKIは「始まる前までは15人（でいること）が普通だと思っていたので、決まった時にこの9人でやっていくんだって実感して、これからが見えた…じゃないですけど、このチームならいけると思ったので、いいチームを作っていきたいと思います」と伝えた。
どんなグループになりたいかについてYUMAは「このオーディションが決まった瞬間から僕の気持ちだったり、かけてきた時間だったり、一緒にやってきたメンバー、スタッフさん、ファンの皆さんだったり、本当にみんなの想いを背負って僕たちが音楽を通して皆さんに僕たちを表現し続けるアーティストになれればなと思います」、TAKIは「家族のようなチームになりたいです。いつでも信頼し合えたり、信じ合えたり、どんなときでも助け合える、そんなグループになって、ファンの皆さんに感動を与えたいと思います」、HARUAは「グループ名が『＆TEAM』なので、『＆』も『TEAM』も1人では使わない言葉じゃないですか。なので、9人がひとつになってファンの皆さんや関わってくださった皆さんと“＆”で僕たちの絆を広げられたらなと思います」、MAKIは「たくさんの人に影響を与えられるアーティスト、そして世界的に輝けるアーティストになりたいと思います」、JOは「僕は自分たちの音楽で世界に羽ばたけるように、切磋琢磨（せっさたくま）し合える仲間と世界で活躍できるようになりたいです」、NICHOLASは「皆さんに幸せを与えられるグループになりたいと思います」、Kは「野望をいうならば、BTSさんのように韓国から世界に行ったように、日本からBillboard、またその先に行けるように、一つひとつがんばっていきたいなと思います」、EJは「今までみんなで同じ夢に向かって走ってきたんですけど、これからも同じ目標に向かっていって、いろんな方々にいい影響を与えられるグループになりたいと思います。よろしくお願いします」、FUMAは「僕も先輩のアーティストを目指してここまで諦めないで来ることができたので、僕たち『＆TEAM』みたいなアーティストになりたいと言ってもらえるような輝くアーティストになりたいです。ありがとうございます」と、メンバーそれぞれの野望を伝えた。
この会見では、重大発表も行われ、12月7日にデビューすることが決まったことも知らされた。メンバーはこの発表に驚きながらも、Kは「12月7日を最高の日にできるように、今日から一所懸命、本当に死ぬ気でがんばっていきます。がんばります！」と意気込みを伝えた。
デビュー日の翌日、12月8日には東京体育館にてショーケースイベントが開催されることも発表され、＆TEAM活動に対するファンの期待感も高まっている。
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