(左から)「シングアゲイン2」トップ3のキム・ソヨン、キム・ギテ、ユンソン。(画像:画面キャプチャ)
(左から)「シングアゲイン2」トップ3のキム・ソヨン、キム・ギテ、ユンソン。(画像:画面キャプチャ)
初回放送から話題を集めたリブートオーディション番組「シングアゲイン2」(JTBC)が先月28日の生放送ファイナル(第12話)をもって、幕を閉じた。最終回の視聴率は、シーズン1の最高視聴率10.1%に及ばなかったものの、自己最高となる8.7%(ニールセンコリア調べ、全国基準)を記録。新しいスターを発掘しながら、有終の美を飾った。

イ・スンギ の最新ニュースまとめ

思えば、今シーズンは新型コロナとの戦いでもあった。放送中、シニア審査員長のユ・ヒヨル、MCのイ・スンギ、ジュニア審査員長のキュヒョン(SUPER JUNIOR)が新型コロナに感染。ユ・ヒヨルの代わりにユン・ジョンシンが審査員を務めたこともあったが、イ・スンギとキュヒョンは幸い収録のタイミングと重ならなかったため、大きな変動もなく無事に終えることができたのは何よりだった。

最終回は、トップ6によるファイナルラウンド。審査基準は、オンライン事前投票(10%)+審査員の点数(40%)+リアルタイムのメール投票(50%)となり、視聴者人気が大きく反映されるため、終わってみれば、やはり視聴者人気の高かったハスキーボイスのキム・ギテがぶっちぎりの優勝だった。

2位は、第2ラウンドからすべて敗者復活戦で追加合格しながら次のラウンドに進出するという、ある意味一番ドラマチックだったキム・ソヨン。毎回、敗者復活ステージに出ていたので、ステージ数は一番多く、ギリギリのところで勝負強さを見せていた。そして、3位は女性ロッカーのユンソン。結果的にトップ3に女性が2人入ったのも、今シーズンの特徴だろう。

また、最終回では応援ゲストも華やかだった。トップ6たちのファイナル直前の模様を収めたVTRもそれぞれ紹介されたが、最終結果6位だったシン・ユミには、「PRODUCE 101」(Mnet)シリーズで共にトレーナーを務めた振付師ペ・ユンジョンとチェ・ヨンジュンが激励訪問。

さらに、「PRODUCE X 101」に練習生として参加したイ・ジニョク(UP10TION)もサプライズで登場。オーディションのファイナル経験者であるイ・ジニョクは、リラックスアイテムとなるアロマキャンドルとハンドクリームをプレゼントとして持参するスイートな一面も見せ、「後悔のないステージにしてほしい」とエールを送り、ペ・ユンジョンも「先生たちが応援していることを忘れないで」で元気づけていたのが印象的だった。

ほかにも、最終結果4位だったパク・ヒョンギュ(VROMANCE)の応援団は、同じRBMに所属する「MAMAMOO」だった。ファイナルステージの練習をしていたパク・ヒョンギュのもとをムンビョルとソラが、誕生日とファイナル進出を祝うケーキを持って訪問。10年来の仲だそうで、昔話も交えながら、ムンビョルとソラはパク・ヒョンギュに「今こそもっと自信を持ってほしい」と応援し、スケジュールの都合でこの場には来られなかったファサもビデオ通話で「オッパ(お兄さん)は私の中で1位だよ」とエネルギーを送った。

そして、生放送のステージでは、リアルタイムのメール投票結果を待つ間、スペシャルステージが繰り広げられたが、そこにシーズン1のトップ3であるイ・スンユン、チョン・ホンイル、イ・ムジンが登場したのも見どころだった。3人はトップ6とそれぞれコラボステージを披露し、MCのイ・スンギ、審査員たちも巻き込みながら、ファイナルにふさわしい大盛り上がりのステージを飾った。

久しぶりに勢揃いしたシーズン1のトップ3は、3人ともこの間にすっかり垢ぬけて有名歌手となり、華々しい帰還だった。特に、イ・ムジンは昨年、数々の音楽賞で新人賞を獲得し、「Traffic light」がロングヒットを記録するなど、注目のシンガーソングライターへと成長している。

なお、シーズン1では番組終了後、トップ3による「有名歌手伝」が放送されたが、今回はトップ6による「有名歌手伝2」が4月から放送されることも発表された。まだまだ「シングアゲイン」の話題は尽きない。
Copyrights(C)wowkorea.jp 6