「兄さんたちの心をつかみます」と抱負を語った新メンバーのナ・イヌ。(画像:画面キャプチャ)
「兄さんたちの心をつかみます」と抱負を語った新メンバーのナ・イヌ。(画像:画面キャプチャ)
俳優キム・ソンホの降板により、5人体制で進行してきたKBSの看板バラエティ「1泊2日シーズン4」。2月6日(日)の放送で、ついに新メンバーが加入した。キム・ソンホの後任としてやって来たのは、俳優ナ・イヌ。昨年、同じKBSのドラマ「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」で人気を博し、「2021 KBS演技大賞」では新人賞(男性部門)とベストカップル賞を受賞するなど、“ライジングスター”として注目されている旬のイケメン俳優だ。

ナ・イヌ の最新ニュースまとめ

この日の放送は、新メンバーを迎える「酷寒期訓練」特集。バラエティの初レギュラーが「1泊2日」となったナ・イヌは、過酷さよりも、テレビで見ていたものが実際目の前に広がっている喜びが勝っているのか、何をするにもポジティブで楽しそうだった。

シーズン4がスタートしたとき、メンバーたちはスタッフに“拉致”される手厚い歓迎を受けたので、ナ・イヌも同様に“拉致”され、怪しい車に乗り込んだが、カメラに向かって明るくピースサインをするなど余裕の表情。“状況把握ができていないのか?”と思われたが、初めて付けてもらったピンマイクを不思議そうに触りながら、初めて発した言葉が「怖い」だった。ところが、しばらくすると、そのまま眠ってしまうという大物ぶりを発揮していた。

目的地に到着すると、スタッフからケータイと食べ物は持ち込み禁止なので、ボディチェックを受けたが、そのときも「わ~、不思議」、「潔白ですよ」と笑顔を浮かべ、「トイレには行かせてもらえますか?」とピュアで無邪気な一面を見せていた。

スタッフの計画では、ナ・イヌが川を渡って訓練所へ向かい、その後やって来るメンバーたちと劇的な対面を果たすという演出を狙っていたのだが、とにかくウキウキのナ・イヌは、突拍子もない行動で、その計画を台無しにしてしまった。なんと、訓練所を通りすぎ、その奥の山まで行ってしまったのだ。

バラエティに慣れていれば、建物を見ただけで勘が働き、それとなく分かるものだが、ナ・イヌは全く気付かず、どんどん突き進み、7kmも歩いた。この辺で、何かが違うと気付きそうなものだが、山へ入ると、雪に足跡が残っていて、それをメンバーたちのものだと確信し、「こういう“かくれんぼ”は初めてです」とニッコリ。こうして、頂上まで行ってしまうあたり、ただ者ではない。

結局、スタッフが救済に入り、山からナ・イヌを連れてくることに。その間、メンバーたちもすでに到着し、待っている状態だったため、スタッフが事情を説明し、新メンバーとのサプライズ対面は叶わなかったが、予測不能な行動を見せるナ・イヌのおかげで、ある意味ドラマチックではあった。

何より、山まで行ってしまうなんて、そんなバカな、といった反応を見せたメンバーたちは、“おバカ”なキム・ジョンミンを超える(?)新メンバーとはいったい誰なのか興味津々。遠くの方に新メンバーの姿が見えると、真っ先にRAVI(VIXX)が手を振った。そして、小走りするナ・イヌは、そのままメンバーたちの元に直行すればいいものを、またもや消えてしまい、訓練所の裏から回って来るという天然さ(?)を見せ、キム・ジョンミンもRAVIと自分を混ぜたようだと分析。そうして、ようやく5人と合流し、最年長ヨン・ジョンフンを皮切りに、メンバーたちと握手をしながらあいさつを交わした。

さっそく、長身(188cm)のナ・イヌとDinDinの身長差をいじるトークで、和やかな雰囲気となり、その後はお約束の序列確認。これまで末っ子ポジションだったRAVI(1993年生まれ)より1つ年下の1994年生まれであることが分かり、新たな末っ子の誕生となった。

メンバーになった証として、「野生」と書かれたジャンパーと帽子の贈呈式も行われ、ナ・イヌは「俺にさえ、ついてくれば大丈夫だよ」と言うキム・ジョンミンに、「エースの兄さんの言葉に従います」と返答。そのやり取りを見ていたムン・セユンは、ことしも絶対に面白くなりそうだと言い、人懐こそうに「兄さんたちの心をつかみます」と抱負を語るナ・イヌのつかみどころのない魅力に、メンバーたちも徐々にハマっているようだった。

なお、この日の視聴率は12.8%(ニールセンコリア調べ、全国基準)を記録。前週の9.5%から大幅に上昇した。本格的な訓練の模様は次週放送となるが、エネルギーあふれるナ・イヌの加入が番組にどんな変化をもたらすのか楽しみだ。

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