左からタイガーJK、ウン・ジウォン、チャン・スウォン、キム・ジョンミン。(画像:画面キャプチャ)
左からタイガーJK、ウン・ジウォン、チャン・スウォン、キム・ジョンミン。(画像:画面キャプチャ)
1月29日(土)に人気シリーズ「君の声が見える9」(Mnet、tvN)がスタートした。豪華ゲストが“歌ウマ”と“音痴”を当てる音楽推理バラエティで、MCを務めるのはイトゥク(SUPER JUNIOR)、キム・ジョングク、ユ・セユンというお馴染みの3人。

ウン・ジウォン(Sechs Kies) の最新ニュースまとめ

2018年のシーズン5からは1月~4月に放送。前シーズンの8は偶然にも今回と同じ日に始まっており、2年連続1月29日からのスタートとなった。気になる初回ゲストだが、シーズン8はRain(ピ)だったが、今シーズンはウン・ジウォン(SECHSKIES)とその仲間たち。今シーズンはゲストがゆかりのある仲間たちと一緒に登場する方式で、さまざまな組み合わせが予定されているようだ。

初回ゲストにウン・ジウォンがキャスティングされたのは、この番組にパネラーとして、レギュラー出演するからだという。その顔見せとして、初回華々しく登場したわけだが、一緒にやって来たのはラッパーのタイガーJK、「KOYOTE(コヨーテ)」のリーダー、キム・ジョンミン、「SECHSKIES」の末っ子チャン・スウォンの3人。気心の知れた仲間たちで、簡単に言うと、音楽の友達(タイガーJK)、バラエティーの友達(キム・ジョンミン)、グループの友達(チャン・スウォン)ということらしい。

そうして今回も、6人のミステリーシンガーが集結。第1ラウンドはビジュアルとキャラクターだけで、第2ラウンドはリップシンクを聞いて、第3ラウンドは今回からアップグレードした“音痴の告白”(ミステリーシンガーたちがもし自分が音痴なら、どんな事情があるのかを告白)で、歌ウマシンガーを推理していくのだが、初回からドンデン返しが待っていた。ウン・ジウォンが最終的に選択したのは、最初から“歌ウマ”だと信じていた女性。ところが、音痴だったという事実…。ウン・ジウォンの歌ウマシンガー探しは失敗に終わった。

とはいえ、ウン・ジウォンとチャン・スウォンがリップシンクステージを披露したり、ウン・ジウォンが仲間たちとああでもない、こうでもないと楽しそうに推理したりしていく様子も面白く、またミステリーシンガーの中には昔、キム・ジョンミンと同じダンスチームで活動したことがあるという男性や、SMエンタテインメントで「SUPER JUNIOR」のリョウクやサンミンに教えたこともあるというボーカルトレーナーの男性などもいて、放送後は面白さと感動を届けたという評価を受け、新シーズンの幕を開けた。

その一方で、ちょうどこの日は旧正月連休中だったため、特番も続々と放送。中でも、目を引いたのは29日と30日の二夜連続放送された「アートシンガー」(MBN)。アートのようなメイクとコスチュームに身を包んだ6人の“アートシンガー”の中から、たった一人のトップ歌手を探すという音楽推理バラエティー。

言ってしまえば、大枠は「覆面歌王」(MBC)で、その中に「君の声が見える」と「HIDDEN SINGER」(JTBC)が混ざったような、ちゃんぽん番組だ。よりによって、「君の声が見える」の新シーズンが始まる日にぶつけるとは。しかも、MCが「HIDDEN SINGER」でもMCを務めるチョン・ヒョンムという。どこかで見た感が満載だったが、裏を返せば、韓国では音楽推理バラエティーが人気だということの証でもある。

初日のトップ歌手は、「BTS(防弾少年団)」のJUNG KOOKとSUGAにボーカルトレーニングをしたこともあるというソロ歌手キム・ヨヌ、2日目のトップ歌手はソロ歌手チャン・ヘジンだった。“アートシンガー”の中には、初日はお笑い芸人パク・ミョンス、2日目には俳優ソ・ジソクの姿もあるなど、各回ともトップ歌手以外に、一人ずつ芸能人が紛れていた。

MBNの野心あふれるプロジェクトだという「アートシンガー」。MCのチョン・ヒョンムが冗談ぽく、この番組がレギュラー化したときの公約を掲げていたが、今回の特番で終わらず、レギュラー化となるだろうか。

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