第4代料理王の座をかけ、料理バトルを繰り広げるユン・ウネとチョンジン。(画像:画面キャプチャ)
第4代料理王の座をかけ、料理バトルを繰り広げるユン・ウネとチョンジン。(画像:画面キャプチャ)
女優ユン・ウネが、番組スタートから3連続で料理王の座を守ってきた料理バラエティ「クックキング:料理王の誕生」(JTBC)。10月28日(木)第6話、11月4日(木)第7話では第4代料理王の座をかけた料理バトルの模様が公開された。

チョンジン(SHINHWA) の最新ニュースまとめ

ユン・ウネに挑戦しにやって来たのは6人。その中には番組MCソ・ジャンフンから「気楽にやればいいから」と直接何度もオファーを受けたというキュヒョン(SUPER JUNIOR)や、「SHINHWA」のメンバー、キム・ドンワンの復讐(初回放送ユン・ウネに決勝で敗戦)をするためにやって来たというチョンジン、母が料理上手で、味付けには自信があるという俳優オ・ジホらがいた。

予選のテーマは牛肉。A組に登場したオ・ジホは「火を調節するのもイケメン」などMCたちや審査員のシェフたちから、そのカッコよさが注目されていたが、料理の腕も見事だった。普段はあまり料理をしないそうで、上手くできるか心配だと言っていたが、審査員5人全員がオ・ジホに票を入れるという完勝で、準決勝に進出した。

B組にはキュヒョン、チョンジンが登場。前日に練習したぐらいだというキュヒョンはイギリス料理ビーフ・ウェリントンを作った。一方、妻のために料理を始めたというチョンジンは、初回放送でキム・ドンワンが“見せる料理”をしていたが、自分は味で評価を受けたいと意気込み、準備したのは和食の牛カツキムチ鍋だった。

そういえばキム・ドンワンも和食を作り、練習過程で審査員の和食シェフ、チョン・ホヨンから直接指導を受けていたが、チョンジンもチョン・ホヨンのYouTube動画を100回は見て練習してきたという。「どうりで再生回数が増えていた」というチョン・ホヨンに、「いいね」も押しておいたと笑い交じりに話すチョンジン。制限時間に追われ、慌てるキュヒョンとは違い、番組初となる中継席用の料理まで作る余裕を見せたチョンジンが、審査員票2対2の同点となったが、点数でキュヒョンを0.2ポイント上回り、準決勝に進出した。

こうして準決勝はオ・ジホvsチョンジンの戦いに。テーマはトガニタン(牛の膝軟骨スープ)。オ・ジホはカルグクス(韓国の麺料理)、チョンジンはアランチーニを作った。オ・ジホは麺を作っているとき、中継席から聞こえてくる褒め言葉に舞い上がり、麺は最後に茹でなくてはいけないのに、16分も前に茹でてしまうというミスをし、審査員からも少し残念だったという評価。それでも練習では40分かかっていたのを25分に短縮できたので、その努力は認められが、審査員の評価は1対4でチョンジンが勝利した。

よって、決勝は順当に勝ち上がってきたチョンジンが王者ユン・ウネと対決。テーマはおうちで世界旅行。ユン・ウネはフランスのホームパーティセット、チョンジンはイギリスの機内食セットで勝負した。ユン・ウネはこれまでもハプニング続きだったが、今回もドタバタ。チョンジンもここに来て、魚の上に乗せたジャガイモがくっつかずに落ちてしまったり、フライ返しが見つからなかったり、これまでとは違って焦る様子を見せ、2人の緊張感あふれる雰囲気が伝わってきた。

結局、チョンジンはメインの魚料理が上手くいき、ユン・ウネはデザートのヌガー・グラッセがこちこちに固まってしまい、失敗する残念な結果に。審査員の票は割れ、接戦となったが、「メインの勝利」、「テーマに合っている料理」などの評価を受け、チョンジンが3対2で勝利した。

チョンジンは「ドッキリじゃないよね?」と自分でも信じられないといった様子だったが、緊張感から解放され、ホッとしたように笑顔を見せた。これで番組が始まってから7週目で初めて王座交代となり、チョンジンは「キム・ドンワンの復讐」という目的を果たした。

今回、ついに負けてしまったが、3度も王座を守ってきたユン・ウネ。最後に感想を語るシーンが感動的だった。この間、一番たくさん行った場所がスーパーであり南大門であり、この番組のおかげでよく気付かれるようになり、ファンが増えたような感じだったという。すごく嬉しかったし、幸せだったと振り返り、「きょうが一番楽しく料理ができたので、残念だとかそういうことは全くない」と清々しい表情を浮かべたユン・ウネ。今回ばかりは王座を逃すかもしれないと危機感を持っていたので、どうやったら一番美しく王座を降りられるだろうかと考え、気楽に楽しくやろうと臨んだそうだ。

3回守った王座は、これまで毎回ハプニングもあったが、そのような苦難を乗り越え、勝ち取ってきたものなので、より格別だったという。そして、この番組では終わった後に、「失っていた情熱を取り戻した」などと泣く挑戦者が多いが、単純に料理をするのではなく、料理を通じて自分の気持ちを表現できるし、自分をより愛するようになり、自分のことをより知ることができたとも。

また、収録が終わると、声をかけてくれる審査員のシェフたちの表情や話し方に愛が感じられて、久しぶりに愛されているという実感が湧き、本当に幸せだったと話すと、結局こらえきれずに涙を見せた。最後のコメントまで、ユン・ウネは素晴らしい料理王だった。そんなユン・ウネに勝利し、第4代料理王となったチョンジンは次なる戦いが始まる。

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