「BTS(防弾少年団)」
「BTS(防弾少年団)」
ことしで4回目を迎えた、韓国のニュース配信サイト「THE FACT」主催の音楽授賞式「2021 THE FACT MUSIC AWARDS」(以下、「2021 TMA」)が10月2日(土)、前回に続いてオンラインで開催された。

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レッドカーペットイベントに続いて行われた授賞式では、シン・ドンヨプとソヒョン(少女時代)の進行のもと、「BTS(防弾少年団)」が4回連続の「大賞」を含む5冠に輝いたほか、「SUPER JUNIOR」が3冠、「SEVENTEEN」が2冠を獲得。豪華アーティストが集結し、約4時間にわたり、各賞の受賞者の発表とライブパフォーマンスが展開された。

1部は「Brave Girls」が「Rollin‘」と「Chi Mat Ba Ram」で華やかにオープニングステージを飾り、授賞式の幕を開けた。最初の授賞は今年輝いたアーティストに贈られる「ことしのアーティスト」。今回は13組が選定されたが、最初に名前を呼ばれたのは「ENHYPEN」だった。

リーダーのJUNGWON(ジョンウォン)は、前回「Next Leader」を受賞したことに触れながら、「デビューして初めて受賞したのがこの授賞式なので、ENHYPENにとって『TMA』は特別に感じられます。今回の『ことしのアーティスト』の受賞はさらに意味深いです」と話し、ファンや事務所のスタッフ、関係者に感謝の気持ちを伝えた。

続いての「ことしのアーティスト」受賞は「Brave Girls」と「ATEEZ」。「ATEEZ」は前回の「Global Hottest」に続いての受賞となり、リーダーのホンジュンが2年連続受賞をファンに、ユンホが事務所のスタッフや関係者に感謝し、ウヨンが「一番重要なことですが、僕たち8人を育てて下さったお母さん、お父さん!愛してるよ!」と家族にも呼びかけ、喜びを分かち合った。

次の授賞は、今後の活躍が期待される新人アーティストに贈られる「Next Leader」。「ASAP」の“ふみふみダンス”、「STEREOTYPE」のメガネとまつげを表現したような“アッティンダンス”で、「SNSチャレンジ」旋風を巻き起こしているガールズグループ「STAYC」が受賞した。さらに、成長し続ける次世代K-POPアーティストに贈られる「Hottest」は2020年にデビューし、さまざまな年末授賞式で「新人賞6冠」という快挙を達成したガールズグループ「Weeekly」と、同じく2020年にデビューし、新人賞を総なめにしたボーイズグループ「CRAVITY」が獲得。2組とも前回の「Next Leader」に続く受賞となった。

初々しい新人グループたちへの授賞後は、パフォーマンスステージへ。「ENHYPEN」が「FEVER」と「Drunk-Dazed」で激しいダンスを踊りながら、セクシーでパワフルな魅力を発揮し、「STACY」がチアガールの衣装でヒット曲「STEREOTYPE」と「ASAP」を披露した。

再び、「ことしのアーティスト」の発表では「THE BOYZ」、「Stray Kids」、カン・ダニエル、「SUPER JUNIOR」にトロフィーが贈られた。「THE BOYZ」と「Stray Kids」は前回の「Global Hottest」に続いての受賞。「THE BOYZ」はリーダーのサンヨンが、ファンと同じ空間でお祝いできないのが残念だとしながらも、遠くから応援し、支えてくれたファンのおかげで受賞できたと感謝を伝え、来年また受賞できたら次は同じ空間でお祝いしたいと語った。

「Stray Kids」はスンミンと末っ子のアイエンが代表でスピーチをしたが、アイエンが話しているとき、隣にいたリーダーのバンチャンとフィリックス、チャンビンがアイエンのほっぺをつんつんするなど、ちょっかいを出しながら愛おしそうに見守る姿が。ほっこりした微笑ましい姿を見せ、スンミンが「この賞をありがたくいただきます!」と叫んだ。

前回も「ことしのアーティスト」を受賞したカン・ダニエルと「SUPER JUNIOR」もファンや関係者に感謝。特に、「SUPER JUNIOR」はジャンケンで勝ったシンドンとイェソンがスピーチをするとし、ベテランらしく余裕のある姿で授賞式を楽しんでいる様子だった。

続くパフォーマンスステージでは、「ATEEZ」が「I‘m The One」、「Eternal Sunshine」、「Deja Vu」で気迫に満ちたパフォーマンスを披露し、「Weeekly」が「Holiday Party」と「After School」で爽やかなハツラツとした魅力を発揮。黒のレザー衣装で登場した「CRAVITY」が新曲の「Gas Pedal」と「VENI VIDI VICI」で若いエネルギーを発散させた。

ここからは、スペシャルMCとしてBOOMが登場し、FAN N STAR部門の授賞が行われた。授賞式までの約2か月間、ファン投票で最も人気を集めた個人アーティストに贈られる「FAN N STARチョイス個人部門」はバラード歌手ファン・チヨル、「FAN N STARチョイス歌手部門」は「SUPER JUNIOR」の手に。「FAN N STARトロット人気賞」はイム・ヨンウン、8月の1次ファン投票で最も人気を集めたアーティストに贈られる「FAN N STAR最高ADs.賞」もイム・ヨンウンが受賞。この1年間ファン投票で最も人気を集めた個人アーティストに贈られる「FAN N STAR最多得票賞 個人部門」はファン・チヨルがこの日2つ目の受賞を果たし、ファンと大切な思い出ができて幸せだと喜びを語った。

続いて、「FAN N STAR最多得票賞 歌手部門」は「BTS」が受賞。先頭でステージに姿を見せたVが、プレゼンターの俳優パク・ヘジンからトロフィーを受け取り、そのままスピーチ。「ARMY(=BTSのファン)の皆さんが、僕たちのために投票してくださったおかげで、このように受賞できました!」といきなり興奮気味に話し始めると、グループあいさつをしていないことに気付き、「あっ、あいさつからします!せーの!『防弾少年団』です!」と慌てて自己紹介をした「BTS」。授賞式自体が久しぶりで、賞も久しぶりにもらうので緊張しているというVだったが、「一日も早くARMYとコンサートで会う日が来てほしいです」とし、「ARMY、愛しています!投票してくださり本当にありがとうございます。ボラハムニダ(愛しています)」とファンへの愛を表現した。

「FAN N STAR最多得票賞 男性トロット部門」はイム・ヨンウン。これで3つ目の受賞となり、心臓がバクバクしているけれど、幸せだと喜びを語り、ファンや関係者の健康と幸せも願った。

1部最後のパフォーマンスステージは3組が登場。「THE BOYZ」が、カクテルバーのようなセットでイントロのパフォーマンスを始め、ジュヨンとキューのソロのダンスブレイクで視線をくぎ付けに。新曲「THRILL RIDE」を息ぴったりにキレキレのダンスで魅せた。続くカン・ダニエルは、強烈でセクシーかつパワフルな「PARANOIA」を披露。「SUPER JUNIOR」はメドレーで「House Party」、「Black Suit」、「Devil」と盛り上げると、ヒチョルがドラムソロで登場。大ヒットナンバー「Sorry,Sorry」を演奏し、スポットライトを浴びた後、またメンバーたちが「House Party」に戻るという見どころ満載の楽しいステージを届けた。

なお、この日授賞式に出席できなかった「FAN N STAR最多得票賞 女性トロット部門」受賞のチョン・ユジンと「ことしのアーティスト」受賞の「TOMORROW X TOGETHER」はコメント映像で受賞の感想を伝え、1部が終了した。

(2部へと続く)

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