「全知的おせっかい視点」(MBC)に出演したカン・ダニエル。(画像:画面キャプチャ)
「全知的おせっかい視点」(MBC)に出演したカン・ダニエル。(画像:画面キャプチャ)
「Wanna One」のセンターとして、国民的アイドルとなったカン・ダニエル。昨年末、うつ病とパニック障害により、芸能活動休止というニュースが出たときは世間に衝撃が走ったが、それを克服し、今年3月に復帰。新曲リリースに加え、米国での一人旅の模様を収めたリアル旅行バラエティ「アンニョン、ダニエル」(SBS FiL)で元気な姿を見せた。

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 思えば、カン・ダニエルというと、初のレギュラー番組がオフの姿を公開するリアルバラエティ「布団の外はあぶない」(MBC)。飾らない日常の素顔を公開することで、親近感を与え、率直な想いや考えを伝えながら、人としての魅力も惜しみなく見せてきた。

 そんなカン・ダニエルが6月6日(土)放送の「全知的おせっかい視点」(MBC)に出演。マネジャーの視点で、スターの日常を観察する番組なので、カン・ダニエルとマネジャーの普段の仕事ぶりが公開されたが、カン・ダニエルの復帰の裏には、このマネジャーの存在が大きく一役買っていたことが分かった。

 カン・ダニエルのマネジャーはマネジャー歴2年で、カン・ダニエルの担当になってからは満7か月だという。カン・ダニエルより6歳年上だが、相手を尊重する気持ちから、言動に気をつけようとタメ口ではなく、丁寧語を使っているという真面目な人柄。ところが、妙な魅力を持っていて、カン・ダニエルいわく、「静かだけど、突拍子もない人」で、クイズ王かというぐらい雑学知識も豊富にあり、カン・ダニエルの笑いのツボにドンピシャなのだ。

  普段からよく笑うカン・ダニエルだが、さらに彼を笑わせていたのがこのマネジャーだった。事あるごとに、マネジャーの何気ない一言にいち早く反応し、お腹が痛くなるぐらいゲラゲラ笑うカン・ダニエルの姿が何度も登場。

 また、カン・ダニエルが活動休止をしていたとき、約2か月間、1日も欠かさずカン・ダニエルの家に行き、何をするわけでもなく、ただ一緒にテレビを見たりゲームをしたり、ご飯を食べたり、そっと寄り添い、そばにいてあげたのもこのマネジャー。

 カン・ダニエルはヒョン(お兄さん)と呼ぶマネジャーに「ヒョンと一緒だと楽しい。ヒョンがチーム長になるまで、現場で一緒に仕事をしよう」と言っているそうで、酔っ払うと「愛してる」と言って抱きしめることもあるとか。それぐらい絶大な信頼を寄せているマネジャーに支えられ、カン・ダニエルは見事に復活したというわけだ。

 番組では、ビューティーブランドのイメージキャラクターに起用されたカン・ダニエルのグラビア撮影の様子も公開。撮影が始まると、プロフェッショナルにさまざまな表情を見せ、カッコよくポーズを決めていくカン・ダニエル。番組MCのチョン・ヒョンムが「自分でもカッコいいと分かってるでしょ?」と聞くと、「そんなことないですよ。仕事モードがあるだけ。カッコよく見せようとやっているだけです」と謙遜したが、撮影での集中力はさすがだった。

 かと思えば、メイク中に「何か食べたいものはありますか?」と聞くマネジャーに、「ヒョンの愛」と答えたり、マネジャーに「面白い話をして」と無茶ブリをしたりするお茶目な姿も。

 カン・ダニエルのグミ好きは有名だが、いまは酸っぱいグミにハマっているそうで、それをパクパクつまんだり、お弁当もチキン丼にハマって以来、仕事のときはほぼチキン丼を食べているという食へのこだわりも見せた。

 また、個人事務所KONNECTエンターテインメントの代表でもあるカン・ダニエル。事務所の内部も公開されたが、なんと休憩室には売店らしきものも。ドリンクやカップラーメン、お菓子、おつまみ、アイスなどが揃う充実した商品ラインナップだが、全て無償提供。スタッフはいつでも自由に食べていいという、カン・ダニエルがスタッフのために作った、センスのある空間なのだ。

 ブイログ撮影でキャンプに行った際も、カン・ダニエルはバーベキューの撮影が終わると、すぐにスタッフたちに串焼きをおすそ分けし、得意なラーメンを作って食べさせるなど、周りのスタッフを大事にする姿が。

 マネジャーはこう語っていた。「カン・ダニエルのさりげない行動や、スタッフを気遣う気持ちが見えるからこそ、みんな笑いながら仕事ができるので、いつも感謝している」と。

 カン・ダニエルの仕事現場は常に笑いが絶えない。活動休止中、内面的に一段階成長できたというカン・ダニエルはファンだけでなく、スタッフも笑顔にさせている。だからこそ、多くの人が彼を慕い、惹かれるのだろう。

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