ジェジュンが韓国から日本に入国している。
ジェジュンが韓国から日本に入国している。
日韓で活躍中の歌手ジェジュンJYJ)が新型コロナウイルスに感染したと投稿したことで物議を醸し、非難を受けている。

ジェジュン の最新ニュースまとめ

 ジェジュンが4月1日、エイプリルフールとして自身のSNSで「新型コロナに感染して現在入院中である」といった内容の投稿をし、ファンから心配の声が殺到した。しかし直後にそれを訂正し、「自分自身と自分の周辺は安全だろうという勘違いが周りに害を及ぼす。不注意による悲しい予感が現実になった時、その時は涙を流して終わることはない。他人事ではない。自分を守ることが大切な人たちを守る、という話をしたかった」と最初の投稿は注意喚起のためだったことを明かした。また、その後に謝罪文を掲載した。

 ジェジュンは「正しくないという判断は知っている。現在、緩みがちなウイルスへの対処法と危険性の認識。新型コロナウイルスによって被害を受ける方々を最小化するために警戒心を持ってほしい、という思いでメッセージを伝えたかった」と説明した。

 現在、この件で彼は日韓両国の多くの人々からバッシングを受けており、韓国では「キム・ジェジュンを処罰してほしい」と大統領府に国民請願まで出される状況にまでなった。

 しかし、ジェジュンはこれまでコロナウイルス拡散防止のため3000万ウォンを寄付したり、ファンがマスク寄付のために募金活動を行っていることを知り、募金口座に1,000万ウォンを振り込んだことも明らかになっている。

 過去には韓国東部のカンウォンド(江原道)で大規模な山火事の被害が広がった際、被災者のために3,000万ウォンを寄付したり、西日本豪雨の際には、被災地を訪れボランティア活動などをしていた。

 また最近では、自身のSNSで自粛をするよう呼びかける投稿もしている。そんな彼が、今回のSNS投稿を「ただエイプリルフールの冗談でした」と考えていたのだろうか。

 多くの芸能ニュースでは「ジェジュンが新型コロナに感染したとエイプリルフールの冗談を言った」とだけ切り取られ、まるで遊び半分の冗談を言ったかのように拡散されている。

 しかし、今の現状に不安を感じ、「皆んなが注意してほしい」と彼なりの強い気持ちだったのは間違いない。

 ただ、いくら注意喚起とはいえ、影響力のある彼が投稿したことにより一瞬でも多くの人々を悲しませ、不安にさせた。やり方はもっと他にあったはずだし、決して正しいとは言えないのは確かだ。

 ここまでして関心を引きつけ、もっと他人事ではないと感じてほしかったのだろう。なぜなら彼の実父も肺の手術をし、周りの人々も新型コロナに感染しているからだ。それくらい危機感があったのだ。

 今回の件で、日韓で出演予定だった番組など次々とキャンセルになり、活動に支障をきたしている。やり方は違ったかもしれないが、彼の真の思いが届けば…とも思う。

「人を失ってからやっと反省する態度は、何の助けにもならない」

 社会全体がもっと危機感を持って行動し、乗り越えられる日が早く来ることを願っていた彼を非難するのならば、彼の謝罪文の全文を読んでからでも遅くはない。

 以下、ジェジュンの謝罪投稿全文である。

してはならない行動だと私自身も認識しています。
先に私がSNSに書いた文章によって新型コロナによって被害を受けた方々、行政業務に支障を受けた方々に心から申し訳ないという言葉と謝罪をいたします。

正しくないという判断。

知っています。

現在、緩んだウイルスからの対処法と危険性の認識。
新型コロナによって被害を受ける方々を最小化させるために、警戒心を持ってほしい気持ちでメッセージを伝えたかったです。

春が訪れ、暖かくなった季節に野外での余暇生活、始業が延期されて余裕ができた時間を活用した密閉された空間での接触などで第2、第3のコロナパニックを招きかねないと考えると、とても恐ろしいです。

私の父もこの前、肺がんの手術を受けてずっと病院に通いました。
そして、病院にいる医療陣と患者を見ながら何か腹が立ち、ウイルスが他人事ではなく自分のことだったら…と思いました。

それで、新型コロナから抜け出そうと努力する方々とは反対で、普段と変わらない服装とマスクを着用しないまま、余暇生活を楽しんでおられる方々が大勢いるとの話に警戒心が必要だと思いました。

多様な情報機関やインターネットでも大小の注意を要請しつつある中で、その話を聞き入れない人たちに、どうか現時点の危険性を伝えたかったです。 「どうか、耳を傾けてください。 どうか、痛くならないで。痛みを経験しないで。」との事です。

私の周りでさえも感染者が出ています。
遠いところの話ではないことを確信し、恐怖は倍に感じられました。

人を失ってからやっと反省する態度は、何の助けにもなりません。

息苦しくて大変ですが今より。。もっと。。 もう少し努力してこの厳しい時期を一緒に乗り越えたいです。

今日の文、過剰でしたが、過度の関心を持ってくれたら話を聞いてくれないか、という方法が多くの方々に傷を与えて非難を受けています。

私の文章によってコロナウイルスのために努めている政府機関や医療陣たち、そして指針に従って生活を放棄しながら克服に向けて力を尽くしている多くの方々を傷つけた点、心よりお詫び申し上げます。

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