俳優ソンフン
俳優ソンフン
ドラマのみならず「私は一人で暮らす」などバラエティ番組でも活躍する俳優ソンフンが、5月30日(木)東京・Zepp Tokyoにて、ファンミーティング「MY SECRET DATE in JAPAN」を開催した。

ソンフン の最新ニュースまとめ

 ことし2月には韓国ソウルでファンミーティングを開催、その後3月17日の台湾を始めワールドツアーをスタートさせたソンフン。

 日本では昨年大阪でファンミーティングをおこなって以降、久々のイベント開催となる。今回のイベントでは、軽快なトークで観客を笑わせ、歌に加えてDJステージも披露し、ファンと楽しい時間を過ごした。

 会場に「Let‘s go!」と声がすると、白のジャケットスタイルでさわやかなソンフンが客席に登場。ドラマ「じれったいロマンス」のOST「君だけの世界」を歌いながら、客席をぐるっと歩き、ステージへ上がると軽快なダンスとともに伸びやかな歌声を届けた。

 ファンの歓声に応えるように一礼すると、「昼公演も来た人いらっしゃいますか?」と問いかけるソンフン。挙手する観客を見て、「(昼公演と)同じコメント言えない…」と笑いを誘い、「みなさんの幻想をぶち壊すと思います。みなさんが幻想を抱いていたドラマの中のソンフンはここにいません(笑)」と宣言し、オープニングからトークは快調。「楽しい時は笑って、泣きたい時は泣いて、感情表現を全開にして楽しんでください!」と呼びかけ、観客に着席を促すと、ソンフンは床に寝転がったりとお茶目な姿を見せた。

 前回の日本イベント以降、忙しく過ごしていたソンフンは「月火水木金土日、休まずにずっと撮影してきました」と近況報告もテンポ良くトーク。早速最初のコーナー“今最も関心のあるもの3つ教えて”へと移った。まず関心のあるもの1つ目にあげたのはダイエット。MCの古家正亨が「ソンフンさん、痩せたんじゃないのかなぁ?13キロくらい痩せた気がする」と言うと、「それ秘密だったのに~」と返すソンフン。2人の絶妙な掛け合いで会場を笑わせた。

 「無理に痩せたのではなく、無理に13キロ太っていたんです」と言うソンフンは、「太ったら太った役が入ってくると思ったけど、バラエティが入ってきました」とのこと。「バラエティのオファーは結構来ているけど、自分では自制しています。バラエティは面白い人が出た方がいいと思うので」と自身の考えを明かすも、古家から「自分は面白人ではない、もっと面白い人はいる、バラエティには向いていない、とアピールしたいんだと思いますけど、全く逆だと思います」と反論されると、ソンフンは笑顔を見せハイタッチ。ここでも古家との息の合ったコンビネーションを見せた。

 2つ目は運動。しかし最近は忙しく、運動する暇がなかったという。運動好きなのにできないとストレスが溜まらないかと問われると、ソンフンは「バラエティ『私は一人で暮らす』の企画で、いろんなストレスの発散方法を試してみたけど、自分のストレス発散方法はよくわからないです。でも、昔からよく空を見上げるくせがあったことを思い出しました。僕はストレスが溜まると夜空を見上げます、そして祈ります」とロマンチストな面をのぞかせた。「ストレスが溜まってる時、撮影に入る前に、『これから撮影に入ります。どうか上手くいきますように。見守っていてください』と祈ります。ストレスが解消されるかはわかりませんが、心がほぐれて、エネルギーが沸いてきます」と語り、「ストレス解消法がわからない方はやってみてください」と勧めた。

 3つ目は現在撮影中のドラマ。7月から韓国で放送予定の新ドラマ「レベルアップ」について、「台本もよく、撮影現場も楽しくやっています」とし、「実はラブコメ要素もあります。僕の演じる役は特殊なキャラクターなんです。平凡ではない人の、平凡ではないロマンスです」と、ドラマへの期待を高めた。

 DATVではドラマ「私は道で芸能人を拾った」が放送され、日本のファンからも好評を得ているが、「ありがちでない新鮮な素材で、楽しそうなシチュエーションが多く、楽しく撮影をしました」と振り返り、「面白く撮れたと思うので、楽しんでもらえると思います」と伝えた。

 ここでソンフンが「みなさん、紹介します!5年目のボーイズグループ、僕と共演して36回目!『THE KING』!」と大きな声で言い放つと、事務所の後輩である「THE KING」のステージへ。

 「THE KING」は、ドラマ「私は道で芸能人を拾った」のOSTである「Knock Knock」で、きれいなハーモニーを響かせ、観客の注目を浴びた。歌い終わると「はじめまして、僕たちは『THE KING』です!」とあいさつし、「僕はカリスマ天才リーダー、セジンです」、「僕はチェランです、よろしくお願いします」、「ワンちゃんを愛する、『嵐』先輩に会いたいドンヒョクです」、「ベビーフェイスのマッスルマニア、スンジェです」、「おしゃべり大好き、ビックな末っ子、バウルです」と1人ずつ自己紹介。イベント当日である5月30日に日本ファーストミニアルバムをリリースした。

 セジンは「5曲収録されていて、僕たちのカラーがよく出ていると思います」と紹介、翌日に控えるイベントも告知し、日本活動への意気込みを感じさせた。今後どんな日本活動をしたいかに、躊躇なく「『嵐』先輩に会いたいです!大好きです!『嵐にしやがれ』出たいです!」と「嵐」への愛を溢れさせるドンヒョク。グループとしては、「東京ドームで単独公演してみたいです!」とセジンは大きな目標を掲げた。

 続いては、ソンフンとともに事務所の後輩俳優であるホソンも登場。「はじめまして。僕はホソンです。よろしくお願いします」とあいさつすると、ドラマ「私は道で芸能人を拾った」でソンフンと共演したことについて「トップスター(役)のソンフンさんと共演できて光栄でしたし、特別な時間でした」と振り返った。「初出演でとても緊張しましたが、そう見えないように努力しました」と当時の心境を明かすホソンに対し、「頑張っていたと思います。僕の初演技よりも100倍良いと思いました」とホソンの演技を称賛した。

 「日本でも演技をしてみたいか」という質問に「はい」と答えたホソンは、観客へ向けて日本語の演技に挑戦することに。ホソンは、低音ボイスを活かして「あいしてる」と声を響かせ、ファンをトキめかせた。先輩として、ソンフンも挑戦することになると、天を仰いだり微笑んだりと前置きに時間をかけ、コミカルな高い声でファンの名前を言ったと思えば「大好きだよ」と優しく一言。ギャップを詰め込んだ演技を披露し、「演技には高低が必要」とホソンにアドバイスした。ホソンは演技に再チャレンジし、ソンフンのアドバイス通り高い声でファンの名を呼び、笑いを誘うと低い声で「あいしてる」とセリフを放った。照れた表情を浮かべながらも、俳優らしくセリフはしっかりと決め、多様な魅力でファンを楽しませた。

 次のライブステージは、「THE KING」&ホソンで「君なしでいられない」を披露。手を左右に振り、会場一体となって盛り上がった後は、ドラマ「私は道で芸能人を拾った」の映像をバックに、ソンフンが「Thinking about you」を優しく歌い上げた。

 ソンフン、そしてゲストのホソン、「THE KING」も参加の“トイレットペーパーダッシュ聖火リレー”のコーナーでは、抽選で選ばれたファンも加わり、ゲームに挑戦。ソンフン&ホソンチームと、「THE KING」チームにわかれておこない、安定したバランス感覚を見せながら余裕の走りを見せるソンフン、ホソンと、慌てながらも勢いのある「THE KING」の競走で、大盛り上がりとなった。

 公演も終盤となり「心から楽しむ時間です!」と観客に呼びかけると、ソンフンもスニーカーに履き替え準備万端。「Are you ready?」と叫ぶと、観客も勢いよく立ち上がり、「My Style (EDM.ver)」がスタート。そのままドラマ「高潔な君」のOST「はじめましょうか」へと続き、ステージ前方に行きファンに近づいたり、自由にダンスしたりと、エネルギーを放ちながらステージを楽しんだ。「おつかれさまでした」と袖へと姿を消したと思ったら、ステージにDJブースが出現。「みなさん、これが本当に最後です!悔いのないようにノってください」と言い、ラストスパートへ。DJ SHOW TIMEが始まると、会場はたちまちクラブのような雰囲気に包まれ、ノリの良いサウンドに、演者も観客も身を任せた。ソンフンの真剣な表情でターンテーブルをさばくクールな姿と相まって、会場のテンションはヒートアップ。

 残りのエネルギーを全て出し切り、最後まで熱い時間となった。ソンフンは息を切らしながらも「みなさん、本当に楽しく遊んでくれましたね!」とうれしそうな表情。「今日は本当に楽しかったです!また会いましょう」、「とってもうれしかったです!ありがとうございます」、「みなさん、あいしてるよ」と「THE KING」もあいさつ。「次回もまたお会いできたら良いです」とホソンも感想を述べ、ソンフンは「みなさんの貴重な時間とお金を投資してくださって、ありがとうございます」と最後までユーモアたっぷり。ソンフン、ホソン、「THE KING」がそろって「あいしてる~!」と気持ちを伝え、イベントを締めくくった。

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