「PENTAGON」
「PENTAGON」
10月10日に韓国デビュー2周年を迎えた「PENTAGON」が、11月25日(日)東京・中野サンプラザにて、韓国デビュー2周年記念イベント「PENTAGon MOVINGon」を開催した。

PENTAGON の最新ニュースまとめ

 「PENTAGON」はキャッチーなメロディと振り付けでヒットとなった「SHINE」に続き、ことし9月には「Naughty boy」を発表。韓国では優柔不断のイメージの象徴だというアマガエルをコンセプトにしたユニークな世界観で注目を集めた。

 イベント1部公演では、メンバー登場とともに「SHINE」がスタート。ファンの掛け声も大きくそろい、瞬く間に会場はヒートアップ。そのまま「Pretty Pretty」へと続き、エネルギッシュなステージで盛り上げた。

 「最近ちょっと痩せたユウトです!」と日本人メンバーのユウトから自己紹介が始まり、ジンホは「みんな楽しんでますかー?まだまだだね」と会場を煽り、フイはコールアンドレスポンスで、シンウォンは「イェーイ!こっちもイェーイ!」とステージを駆け、ホンソクは「みなさん、叫べー!」とテンションを上げたりと、楽しませながら1人ずつあいさつを終えると、「盛り上がる準備できてますか?」と呼びかけ、次の曲へ。印象的なダンスの「Gorilla (Japanese Ver.)」で、力強さを見せた。

 MCの古家正亨が登場すると、日本語であいさつしたり、リアクションをとったりと、日本語の上達ぶりを感じさせるメンバーたち。勉強に励んでるメンバーたちの日本語の実力は、ユウトによると「悪くはないね」とのこと。

 9月に発売され大ヒットとなった7thミニアルバム「Thumbs Up!」について、フイは「一生懸命準備したアルバムです。全曲メンバーが手がけた曲になっています」と説明。タイトル曲「Naughty boy」については、「逆の行動をする"あまのじゃく"の意味で、歌詞も"ピアノ"が"ノアピ"と逆さになっていたり、ユニークで面白い歌になっています」(ユウト)、「今回のアルバムの中で1番明るい曲だと思います!一緒に遊べて、一緒に歌える曲です。」(キノ)と紹介した。また、初めて作詞作曲に挑戦したシンウォンは「めっちゃ大変でした。作曲は難しいですね。フイさんが先生で、一緒に作曲しました」と苦労を明かした。

 ここで、メンバーたちから良い知らせがあるとし、ファンの胸が高まる中発表されたのは、なんと来年2月の「PENTAGON」日本メジャーデビュー。キノは「『PENTAGON』のメジャーデビューシングル『COSMO』が発売されます!ジャパンオリジナル曲です!COSMOは宇宙という意味なので、『UNIVERSE』(=「PENTAGON」のファン)のために僕たち『PENTAGON』が歌う曲です。今頑張って準備しているところです!」とさらに期待を高めた。

 所属事務所のCUBEエンターテインメントがユニバーサルミュージックジャパンとタッグを組み新レーベル「U CUBE」を設立したことで、今後の日本活動の活発化が予想されるが、メンバーたちも「今までは『UNIVERSE』のみなさんとご一緒するのはイベントや公演だったけど、これからはテレビ出演もあると思います!」(フイ)、「これからは、お家でペンタゴン!」(キノ)と、想像を膨らませた。

 さらに、来年1月から4都市で行う初の日本ツアー「PENTAGON The first Japan Zepp tour -Dear COSMO-」の開催も発表されると、会場にはファンの大歓喜の声が響き、メンバーたちもうれしそうな表情。そして、「全部『UNIVERSE』のみなさんのおかげ」だと感謝を示した。

 次のステージでは「Critical Beauty」、「RUNAWAY」と立て続けに披露。ユニットステージでは、ジンホ、フイ、ホンソクが「忘れられない」で切ない歌声を届け、「東方神起」のバラード曲「Love in the Ice」をジンホ、フイ、ホンソク、シンウォン、ヨウォン、イェンアン、キノが熱唱。重なり合うハーモニーでファンを釘付けにした。ウソク、ユウトによるラップステージでは、雰囲気が一変。力強いラップで会場を沸かせた。

 トークコーナーでは、様々なテーマにそって話しを繰り広げていくメンバーたち。「PENTAGON」としてデビューすると聞かされた時の心境を問われると、フイは「僕は練習生の期間が長かったので、本当に夢のようでした。みんなと一緒にできるのか心配もしていたけど、みんなと一緒にすることができて、うれしかったです」と思い返し、ジンホは日本語で「僕も練習生期間が長かったから、本当うれしかったです!」とコメント。芸能人になって1番うれしかったことには、「まさに今のこの瞬間です。こんなに大勢のみなさんが会いに来てくれてうれしいです」とファンを沸かすイェンアン。

 ホンソクは「僕は…今です!」とイェンアンと同じ答えで笑わせるも、「元々歌手になりたかったけど、両親が反対したから21歳まで練習生になれなかったんです。なので遅れを取るのではないかと心配していたのですが、『PENTAGON』としてデビューできて、本当に幸せです。両親も喜んでくれました」と語った。ウソクは「子供の頃、赤ちゃんだった弟が、名節の時に会ったら大きくなっていました。弟が『Gorilla』の振り付けや歌詞を全部覚えて照れくさそうに見せてくれて、胸がジンと来ました」と微笑ましいエピソードを、キノは「会社の近くに焼肉屋があるのですが、そこに行った時、『テレビで見たよ!PENTAGONですよね』と店員さんが気付いてくれて、もう一つサービスしてくれた時」と明かした。

 思わず二度見したメンバーの行動は、「目を開けたまま寝ているウソクを見た時」と話すシンウォン。「ウソクが寝てる時、ずっと僕を見ます。めっちゃ怖いです!目が大きいから、全部閉じません。見た時ビックリした」と笑わせた。そしてジンホが二度見したのも「ウソクが寝てる時」とのこと。「ウソクはよく寝るんです。家を出る支度をしていたら、1時なのにまだ寝ていて、仕事をして帰ってきたら、まだ寝てたんです」と驚かせた。

 「みんなに理解されない私だけの楽しみ」は、お酒を飲むことだというヨウォン。他のメンバーはお酒を楽しまないため、友達に会ってお酒飲んできたと言うと「お酒の匂い~」、「来ないで来ないで」とよくない反応が返ってくるそう。焼酎が好きだと話すと、「実は僕もお酒好きなんです」と明かすジンホ。しかし「焼酎は好きではないです。焼酎以外だったら何でもいいです」とし、好みの違いが判明した。

 「僕だけのキメショット」では、メンバーたちがキメポーズを披露。ウソクは「恥ずかしい」と言いながらも、フレディ・マーキュリーを真似たという、拳を突き上げるポーズ。ジンホはピースをしながら可愛らしい表情。ホンソクは椅子をセットし期待度を上げると、身体を反らせて予想外のポーズで笑わせた。キノは、ホンソクに写真を撮ってもらう時のポーズだとし、カメラを構えるフリをするホンソクの前でキメショット。斜に構えてかっこよくポーズを決めた。

 続いてのライブステージでは、「Violet (Japanese Ver.)」にのせ、優しい歌声で会場を包み、「Can you feel it」ではパワフルにパフォーマンス。ファンも熱い反応を見せた。

 最後に、「今日も、いつも、ありがとうございます。あいしてるよ!」(シンウォン)、「久しぶりに日本に来たので、すごく緊張していました。メンバーと一緒にステージに立てて本当に幸せでした。今は元気なので、一生懸命頑張りたいと思います!」(イェンアン)、「今日は、めちゃめちゃめちゃめちゃ…楽しかったです!本当にありがとうございます。また会いましょう!」(ヨウォン)、「僕たち一生懸命準備して、Zeppツアー、日本活動でお会いしたいと思います。ありがとうございます!」(ジンホ)、「一緒に楽しんでくれて、ありがとうございます。次も期待してください!」(フイ)、「来年日本で活動がありますから、もう少し待っていてくださいね!」(キノ)、「来てくれてありがとうございます。最後に特別に愛嬌3段セットをお見せしたいと思います。んぅ!」(ホンソク)「来年1月から日本活動も頑張っていきます。メンバーがもっと日本語しゃべれるように教えて、みなさんと楽しく会話できるようにしていきますので、これからの『PENTAGON』に期待してください!」(ユウト)、「最近寒くなりました。僕にとっては身も心も寒い日です。みなさんもそうですよね?僕たちが溶かしてあげます。『COSMO』たくさん期待してください!」(ウソク)と1人ずつあいさつ。

 最後の曲は、「日本でまだやっていない曲です」と紹介し、「Naughty boy」がスタート。ファンの掛け声も大きく、最高潮の盛り上がりとなった。

 アンコールでは、客席に降りファンと触れ合いながら「Thumbs Up!」を歌い、「SHINE(Japanese Ver.)」でメンバーも笑顔を浮かべながら楽しいステージを届けた。会場は大盛り上がりのまま、イベントの幕を閉じた。


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