「超新星」の2人の入隊が間近に迫った。ゴニルは26日、ソンモは28日に兵役入りする。(写真提供:OSEN)
「超新星」の2人の入隊が間近に迫った。ゴニルは26日、ソンモは28日に兵役入りする。(写真提供:OSEN)
「超新星」の2人の入隊が間近に迫った。ゴニルは26日、ソンモは28日に兵役入りする。直前にはそれぞれファンミーティングが開かれ、入隊当日も見送り会が予定されている。ファンにとっては2人を励ます機会があるわけだが、その後はどんな心構えを持っておけばよいだろうか。

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◆知らないことが多いと不安になる

 韓国の母親たちは、涙を流しながら溺愛した息子たちを軍隊に送っている。

 日本のファンも、その心情を少しは理解できるのではないか。

 愛する人と21か月も別れなければならないというのは、言葉で言い表せないほど寂しく辛いものである。

 しかし、現実を受け入れなければならない。日本と違って韓国には徴兵制があり、男子はかならず兵役を全うしなければならないのである。

 そうであるならば、愛する人が立派に義務を果たすことを応援するのも、待つ人の務めと言えるかもしれない。

 大事なことは、いたずらに不安感を募らせないことだ。

 韓国の兵役事情がわからないと、「あの人はどんな辛い目にあわされるのか」と不安になってしまう。

 まずは、韓国の兵役に関する正しい知識を持つ必要があるだろう。難しく考えることはない。最小限のことを知っておくだけでも、心の持ち方が違ってくるのである。


◆知っておくべき軍務の基本

 それでは、兵役の基本事項を確認しておこう。

・陸軍の兵役期間は21か月
・最初に5週間の新兵訓練を受ける。ソンモの場合は陸軍訓練所に木曜日(28日)に入隊するので、新兵訓練が4週間になるだろう。この場合は、義務警察などの代替制度を利用する可能性が高い。
・新兵訓練で兵士としての技術を習得した者は、次に軍務を全うする師団に配属される。ここで二等兵から、一等兵、上等兵、兵長と昇級して除隊の日を迎える。
・軍務の基本は週休2日制で、定期的な休暇もある(合計で28日間)。公務員として給料も支給される(月に日本円で1万5千円程度)。休日には外出も可能で、外部から訪ねてきた人と面会もできる。
・経済発展にともなって、軍隊でも兵舎の改善が進んでいる。中には、カラオケルームまで備えた師団がある。
・夜の休憩時間は、テレビを見たり、新聞・雑誌を読んだり、友達と談笑したり……。息抜きの時間も増えている。
・最近の韓国軍は兵士の人権保護に力を入れている。かつてのような強圧的な指導がなくなってきている。
・しかし、軍隊は軍隊である。暴力やシゴキが完全になくなったとはいえない。まだまだ軍隊は一般社会に比べると、閉鎖的な組織である。


◆いじめの心配は要らない

 ファンの中には、「韓流スターで目立ちすぎるがゆえに、あの人が軍隊でいじめられないか」と心配になる人もいる。

 しかし、そういう心配は要らないだろう。

 韓流スターは部隊でもよく知られた存在。そんな人をいじめたら、むしろいじめたほうが目立ってしまって厳しい罰を受ける。誰もそんな損なことはしない。

 むしろ、韓流スターに近寄っていって、友達になろうとする人のほうが圧倒的に多い。そうしておくと、除隊したときに「アイツと俺は友達だ」と自慢できて鼻高々になる。そういう意味では、韓流スターをいじめるより、仲良くなっておこうと考える人が同じ部隊には多いのである。

 韓流スターがよほど傲慢な態度を取らないかぎり、いじめを心配する必要はない。

 もう1つは、「厳しい軍務に耐えられるか?」という心配もあるだろう。

 確かに、真冬の雪上訓練や真夜中の警戒勤務(歩哨)など過酷な軍務も多い。しかし、1人でこなすわけではない。チームを組んでみんなが助け合いながら軍務をこなしていくのである。

 軍隊に入れば組織的な態勢が整っていて、それなりに無事にこなしていけるものである。心配するより、「立派にやっているだろう」と信頼してあげたほうがいい。


◆再会の日は必ずやってくる

 韓流スターは、兵役期間中に人気が落ちてしまうのではないか、と不安を抱きがちである。ゴニルとソンモも同様だろう。

 確かに、かつてはそう事例も多かった。しかし、今は時代が違う。ヒョンビンソン・ジュンギのように、立派に兵役を全うして入隊前より人気が上がったスターがいくらでもいる。

 そういう意味では、兵役そのものが韓流スターのキャリアの障害にならない時代になってきたとも言える。

 むしろ、積極的に考えると、兵役がスターにとっての大事なキャリアにもなりうるのである。

 たとえば、軍隊で1人になってみて初めて、今までファンにどれだけ愛されていたかが実感としてわかるようになる。

 あるいは、ファンを待たせてしまって大変申し訳ないので、除隊したら精一杯の恩返しをしたいと思うようになる。

 さらには、忙しさの中で見失っていた大切なことに軍隊の中で気づく…。こういう事例がいくらでもある。

 ゴニルとソンモには長い21か月になるだろう。その同じ期間をファンも待ちながら過ごすのである。

 重要なのは、なにごとも心構えだ。入隊したスターを信頼し、心から応援し、正しい情報で軍務の状況を把握する…これだけで不安はかなり和らぐだろう。

 ゴニル、ソンモと再会する時は必ずやってくる。それを心待ちにしていた日々が、実は一番幸せだったと思える時がくるかもしれない。



(文=康 熙奉(カン ヒボン))


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