(C) 2012 MBC & Victory Production
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ユン・ウネ の最新ニュースまとめ

 この度、少女時代に負った傷を抱え、別人となってパク・ユチョン演じるジョンウの前に現れるヒロイン、イ・スヨン(ジョイ・ルー)役を熱演した女優ユン・ウネのオフィシャルインタビューが届いた。

<b>-最初にシノプシスと台本を読まれた時、どう思われましたか。</b>
「ちょっと読んでみて」と渡されたのですが、分量が通常のシノプシスの3倍はありました。まるで小説のようで徹夜で読みふけり、思わず泣いたり、笑ったりして私には慰めになりました。私が演じるスヨンという人物は心に傷を持っているという設定ですが、これまでの自分の経験を生かせるのではないかと思い、この役に挑戦してみたいという心のトキメキを感じました。

<b>-ユン・ウネさん自身が何かアイデアを出したりはされましたか。以前、得意のイラストをドラマで披露されたこともありましたが、今回はいかがですか。</b>
私は人任せにできない性分なんです。スタッフは疲れるでしょうね。他人が書いた文字を「私が書いた」と思わせたらウソになります。小道具の日記を誰かが代筆したとします。その続きを私が書いたら筆跡が違うため、結局はウソになってしまいます。私は自分でやるべきことは全部自分でやらないと気が済まないんです。今回はデザイナー役なのでスケッチも自分で描き、持ち歩くダイアリーも自分で買いました。スヨンになったつもりで探し歩いたんです。そしてあらかじめ持ち歩いて使い込んだ感じを出し、ペンも買って事前にあれこれ書き込みました。実はスケッチの絵は、スタッフが用意してくれたノートにあらかじめ描かれていたんですが、全部消して自分で描き直し、色も私が塗りました。申し訳なかったのですが、実際に私が描いた時に、絵のスタイルが合わなくなってしまうので…。

<b>-演じていて スヨンの魅力はどこにあると思いますか。</b>
私にも分かりません。正直に話すなら、感情を表すシーンがあまりなく、内面の演技が求められます。ユチョンさんが演じるジョンウは感情を表に出しますし、刑事として事件を解決する役でもあるのでセリフも多く、忙しいんです。その点に関しては気の毒だし申し訳ない気もしました。
一方私は、ユチョンさんのセリフに対するリアクションを表情だけで返すことが多く、そのような場面が1、2シーンならいいのですが、毎回続くのでとても悩みました。2人の男性(ジョンウとハリー)の間でも言葉にしないながらも揺れ動き、憎まれないように演じたかったのですが…一度、「とても憎らしい」と記事に書かれてしまいました(笑)。「感情を言葉にできずに2人の間で戸惑うしかない…視聴者の目にはその姿が憎らしく映るだろう。それだけ上手に演じている」と好意的で褒めていただいた記事でしたが…。これでいいのかしらと私自身も悩みながら演じる時が結構ありましたが、すばらしい共演者のおかげで助けられました。ジョンウと一緒にいる時は彼が感情を表現するので、私は無理やりにではなく自然に感情を出すことができるんです。ハリーと一緒の時は私も冷たくなって彼に対する感情を抑えることができます。あえて何かしようと考えなくてもいい。すばらしい共演者のおかげで私もたくさんのことを表現することができました。

<b>-パートナーであるパク・ユチョンさんが演じるジョンウにはどんな魅力がありますか。</b>
ユチョンさんは期待以上の演技で驚かされました。これまで私は明るくて活動的な役が多かったので変化が欲しくて、この作品を選びました。ジョンウを見ているとうらやましくなります。エネルギッシュで楽しそうだから。私は表現をしないキャラクターなので、わざと抑えている分、余計にうらやましい。昔の活動的な役柄が懐かしいと思いながら演じていました。ユチョンさんは演技が上手ですね。刑事として働く時、家族といる時、初恋の人といる時、辛い時。すべてにおいて臨機応変に演じ分けています。自由でありながら流動性がある。軽薄すぎる印象も与えませんし、センスもあるし。私が評価できる立場じゃないけど…(笑)。

<b>-ドラマの中のスヨンはつらい過去を抱えた人物ですが、実際に演じていて一番つらかったのはどんなシーンですか。</b>
泣くシーンはいつもつらいです。ウソ泣きをしたことは一度もありません。いつも感情を込めているので、その状況に自分を置けば自然と涙が出てきます。この人物はこんな人生を送ってきたんだと、子役たちの演技を見ながら頭に刻み込みました。こんな人生を歩んだ、こんな人たちに会ってきた、こんな行動を取ってきた…そういうことを考えながらひと月ほど過ごしたら、いつしかスヨンという役柄が身に付いていました。例えば韓国に帰国するシーンで、前から来た人を警戒してさっとよけたんです。人に対する警戒心みたいなものが、自然に湧いてきて。悲しいシーンではますます没入しますし、さっきも話したとおり共演者たちのおかげで自然と感情移入することができました。共演者の演技に対するリアクションが自然に出てくるんです。私は何も決めずに演技に臨みますので、共演者の演技にあわせて、自由に演じられるのが一番いいと思います。

<b>-パク・ユチョンさんは撮影現場のムードメーカーと聞きました。</b>
とてもありがたかったです。つらい内容のドラマだと現場もピリピリしますが、ユチョンさんは明るい人です。NGを出しても、悲しいシーンでもポジティブなパワーを出すので私も見習っています。今まで私は現場で年下の方だったので明るく振る舞っていました。ユチョンさんの場合は周囲への気遣いがすばらしいです。それに自然体ですね。押しつけがましくなくて明るいので、スタッフの疲労回復に一役買っています。

<b>-現場のムードもよかったとか?</b>
すごくよかったです。ユチョンさんが明るいから、疲れていても自然と笑顔になります。ユチョンさんがいるだけで元気をもらえます。スタッフ全員が明るいムードに浸っている感じで、とても自然に元気が湧いてきます。

<b>-涙を流すシーンが多いですが大変だったのでは?</b>
今回のドラマでは最初からよく泣きました。泣きすぎて目がパンパンに腫れ上がってしまって、どうしようかと思った時もよくありましたが、それにもだんだん慣れました。感情表現から始まって役柄に慣れてきたので、内面の悲しみがより強く感じられるようです。それに…毎回泣くシーンがあるということは、1週間泣き続けるのも同然です。1つのシーンで、アップ、フルショットまたは、ツーショットも撮りますので1シーンあたり4時間は泣いている計算になりますね。さらに私は 頑固な面があって目薬は使いたくないんです。それも考慮して、周囲に時間を割いてもらったのでとても助かりました。疲れて涙が出ないこともありましたが、それも勉強になっています。大変な思いをしましたが楽しかったし、多くを学び、成長できた気がします。

<b>-演技で悩んだシーンや、特に印象に残ったシーンがあれば教えてください。</b>
どれ1つ取ってもひと言では言い尽くせないほど、すべてのシーンを悩んだ末に撮りました。台本のセリフに忠実だったのは今回が初めてです。珠玉の名セリフが多いんです。脚本家の先生は意味さえ同じならセリフを変えてもいいとおっしゃったのですが、今回は語尾ひとつで意味が変わってくるんです。だからセリフは変えずに、ほぼ台本どおりに演じました。そんな役は初めてで自由に演じられない窮屈さもありましたが、慣れてしまうとさらに役に集中できたことが記憶に残っています。

<b>-このドラマを通じて伝えたいメッセージとドラマに対する感想を聞かせてください。</b>
初めてシノプシスを読んだ時、そして脚本家の先生と話をした時に、すべての人々に当てはまるのではないかと思いました。心につらい痛みを感じている多くの人々に癒しを与えられる…この世には理不尽なことが多いじゃないですか。そんな中であっても少しでも明るく元気になれるような前向きなメッセージを贈るがことができると。テーマは傷ついた人への癒しだと思います。こんなつらい人々もいるんだと感じてもらいたいし、ドラマを見た方に癒しとまではいきませんが、ささやかな慰めにでもなればうれしいです。

<b>-最後に日本の皆さんにメッセージをお願いします。</b>
こんにちは。ドラマに関心を寄せていただきありがとうございます。このドラマはつらくて悲しい内容ですが続けて見たくなるドラマです。私は初恋を忘れられずに心に傷を抱える「イ・スヨン」を演じています。皆さんもドラマを見ながら涙をボロボロ流すでしょう。見所はステキな男性2人です。パク・ユチョンさんとユ・スンホさんです。私は2人から愛されて三角関係になっていきます。泣く準備をして待っていてください。是非見てください!どうぞお楽しみに。

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