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「大風水」チソンのオフィシャルインタビュー

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2013/07/09 13:50配信
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朝鮮王朝初代国王イ・ソンゲを王座に導いた風水師の物語「大風水」。チソンをはじめ、チ・ジニ、ソン・チャンウィ、キム・ソヨンなど豪華俳優陣が集結し、韓国でも話題となった超大型時代劇が、いよいよ7月16日(火)よりCS衛星劇場で日本初放送される。主人公の風水師モク・チサンを演じるチソンからオフィシャルインタビューが届いた。

―「大風水」への出演を決めた理由を教えて下さい。
ドラマの演出を手掛けたイ・ヨンソク監督は主人公のチサンを“この時代にうまく溶け込んでいて、器が大きくて広い心を持っている人物”として描きたかったそうです。周囲の人間への理解力に優れ、大将になれるような役者を探していたとおっしゃっていました。ありがたいことに監督は僕をそのように思っていてくださったそうで、直々にキャスティングしたいとオファーをいただいたんです。積極的に誘っていただいたことがとてもありがたく、この作品に出演を決めました。僕自身も一層責任感を強くし、この作品の中で自分が何をしなければいけないのかについて、多くのことを考え準備しました。

― どんな準備をされたのですか。
イ・ソンゲは実在していますがチサンは架空の人物です。彼についての資料はないのであくまで僕の想像ですが、彼の人生観や育ってきた環境、成長過程が非常に重要になってくると考えたんです。彼が大きな人物になっていく成長過程を表現したかったので、この時代に生きる人間として自分自身の視野を広げようと努力し、台本もさまざまな角度から検証してキャラクターを分析していきました。僕が主演だからということだけではなく、すべての面に責任を持たなければいけないと思いながら撮影に臨みました。
チサンは風水師ですが、風水の勉強はしませんでした。そういうことよりももっと本質的な部分や内面からキャラクターを模索し掘り下げようと考えたんですね。
……と、色々話しましたが、簡単に言うと、自分の器を大きくしなければいけないということが第一で、そのことにプレッシャーも感じましたね。

― チサンとご自分の共通点はどこですか。
性格的な共通点というよりも、人生の中で苦しい状況や危機に直面した時の克服の仕方や、根本的に前向きな考え方をするところは似ていると思います。でもチサンは歴史的偉人を陰でサポートするという人物なので、そんな人物に僕が似ていると言うのはあまりにも大きすぎるような、そんな気がします。とにかくこの時代に合うような、そういった人物像を作るように努力しました。

― 印象に残っているシーンはありますか。
作品の内容と関係なく印象に残っているシーンはたくさんあります。なぜなら「大風水」は僕にとっては最初から最後までとても意味の大きな作品で、撮影期間中ずっと全力で走り続けてきたので、あるひとつのシーンだけが記憶に残っているということではないんです。
実は今回の撮影現場はそれほど条件が整っておらず、自分が望んでいるような演技ができる、役に没頭できる、そんな環境ではなかったんです。さらに撮影していた昨年から今年にかけての韓国の冬は特に寒くて、天候にもあまり恵まれず、いろいろな苦労があったんですけど、そういった苦労も含めてチサンという人物を作っていけたと思っています。
そんな悪い状況の中でも自分が真心を込めて臨むことができたシーンがあって、それが一番記憶に残っていますね。それは亡くなった自分の母親のお墓を偶然発見するというシーンで、チサンは母親が亡くなっていた事実を知らなかったので涙を流すんですが、ワンシーン40分あまりの撮影中、ずっと泣き続けていました。カメラサイズやアングルを変える際の待ち時間もずっととめどなく涙が流れ続け、どうしてそんなに心が痛んだのかその時はよくわからなかったです。でも厳しい環境の中、僕自身もチサンを演じながらぶち当たったさまざまな苦難とチサン自身の苦労が重なったこと、そして劇中のことだったにもかかわらず、あたかもそのお墓が自分の本当の母親のように感じられたことで涙があふれ続けたんだと思います。その40分あまりの間、泣き続けたら自分の心がとても楽になって、あたかもその時に自分自身の人生を振り返った、そんな気がしました。今、考えてみると、あの時は久しぶりに感じることができた、演技での快感、カタルシスではなかったかなと思います。

― 実生活で風水や占いを信じますか。
いいえ。占ってもらったこともないです。でも、迷ったり何かの選択しなければいけなくなって、自分ひとりで選択できないとなった時に何かに頼りたいという気持ちはあります。今、風水や占いは見ないと言いましたけど、誰かが僕の隣で、とてもいいアドバイスをくれたり、占い師さんがこうすべきだと言うことについてはいいことだと思います。
でも自分の人生の決定は、すべて自分自身が下すわけじゃないですか。だから僕は、何かを選択する時は自分で決断をします。それで失敗したとしても、のちのち選択の幅も広がってくると思うし、自信をもって決断を下せるようになると思います。そうすれば自分の視野も広がるし、自分の意志も強くなっていくのではないでしょうか。そうなるためには自分で自分自身を愛さなければいけないと思いますね。





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