左からチョン・ソグォン、チョ・ヨジョン、キム・ガンウ、ゴニル(超新星)
左からチョン・ソグォン、チョ・ヨジョン、キム・ガンウ、ゴニル(超新星)
4月3日(水)、韓国ドラマ「海雲台(ヘウンデ)の恋人たち」のセルDVD-BOX1(価格:¥15,750(税込)/発売元:エスピーオー/フジテレビ/販売元:エスピーオー)がリリースされた。(DVD-BOX2は4月24日(水)リリース)

韓国ドラマ「海雲台の恋人たち」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想

 韓国ドラマ「海雲台(ヘウンデ)の恋人たち」は熱血検事と元ヤクザの娘が繰り広げる、恋とユーモアたっぷりの極上ロマンティック・コメディ。実力派俳優キム・ガンウが、3年ぶりのドラマ主演ではじめてロマコメに挑戦し、今までの彼からは想像できないコメディ演技とその一途さや愛らしさで、視聴者、特に女心を惹きつける新たなる魅力を披露している。

 ヒロインを演じるのは、新ロマコメ女王と呼ばれるチョ・ヨジョン。明るくセクシーなヒロインを、キュートに、そして表情豊かに熱演し、多くの視聴者が共感し愛されるキャラクターを作り上げている。また、主人公の恋のライバル役で登場するのが若手イケメン俳優チョン・ソグォン。さらにヒロインと一緒に刺身屋を営むゆかいなキャラクターを、「超新星」ゴニルが演じ、一層ドラマを盛り上げている。

 この度、俳優キム・ガンウ、チョ・ヨジョン、チョン・ソグォン、ゴニル(超新星)のオフィシャルインタビューが届いた。

<b>-「海雲台の恋人たち」の出演のきっかけを教えてください。また、初めて台本を読んだときの感想も聞かせてください。</b>
<b>ゴニル</b>:私の場合は演技という分野に挑戦することが優先順位だったので、作品を選ぶというより、監督さんが私を直接指名してくれたことがうれしかったです。それに応えるために頑張ろうと思って出演を決めました。最初に台本を読んだ時は、なまりをどうやって表現したほうがいいのか、漠然としていました。それで最初は先が見えなかったんですけど、周りで色々と助けてくれまして、うまく撮影することができました。

<b>キム・ガンウ</b>:私の場合はこのドラマの脚本家さんの前作が好きだったので、信頼がありました。そして、監督さんもとても好印象で、人情深い方ということと、共演することになった俳優さんの話も聞いて、釜山で3か月間撮影しても楽しそうだなと思い、撮影することになりました。実際、悔いのない選択になったと思います。

<b>チョ・ヨジョン</b>:私は前作がとても暗い作品でしたし、冬でした。それから天気も温かくなって、とても明るい作品に出演したかったんです。ちょうどその時に「海雲台の恋人たち」に出会うことになって、迷うことなく出演しようと思いました。

<b>チョン・ソグォン</b>:私も他の作品に出演していたところ、出演オファーが来ました。まずはこの仕事のオファーが私にとってはとてもうれしいものでした。新しい役でしたし、また、監督さんとここにいる俳優さんと共演できることに感謝する気持ちで出演することになりました。

<b>-それぞれ、ご自身が演じるキャラクターを紹介してください。</b>
<b>ゴニル</b>:僕が演じたイ・ドンベクという役は刺身屋の末っ子です。そこで働いている人の中では自分が一番頭がいいと思いながら生きているキャラクターです。でも、そんなにスマートではありません。単純で無知で、明るくて積極的な性格なんです。言葉より拳が先に出るタイプなんですが、それでも温かい心を持っている魅力的なキャラクターです。

<b>キム・ガンウ</b>:イ・テソンというエリート検事です。ワーカホリックで、いつも何事も原理原則で考える検事です。ヤクザを捕まえるために釜山へ行ったところ、事故に遭います。それで、記憶喪失になり、新しい人物ナメに生まれ変わります。それから隣にいるチョ・ヨジョンさんが演じるコ・ソラと恋に落ちる、1人2役を演じました。

<b>チョ・ヨジョン</b>:私が演じたコ・ソラは元ヤクザの父親とおじさんたちと海辺で刺身屋を運営する娘です。とてもたくましくて、自分のことより家族のことを先に考える、そういう娘です。イ・テソン検事が記憶をなくして、ナメという新しい人物、気難しいけど憎めない人物になりまして、彼の面倒を見ながら少しずつ恋に落ちることになるんです。それで、後半になると、普通の女の子になったコ・ソラも見られる、そういうキャラクターです。

<b>チョン・ソグォン</b>:私が演じたチェ・ジュニョクは、プレステージホテルの副社長です。何ひとつ足りないものなく、とても裕福に育った人です。それでとても自由奔放で、陽気で、クールです。でも、これまで何でも欲しいものは手に入れていたのに、コ・ソラという女性に出会いながら、自分が手に入れられないものもあるんだと感じます。それと共にアイデンティティに混乱を感じたり、イ・テソンへの嫉妬も感じながら、立体的な姿を見せるキャラクターです。

<b>-演じたキャラクターと実際のご自身に共通する点、また異なる点はありますか。</b>
<b>ゴニル</b>:僕がイ・ドンベクというキャラクターと似ている点はほぼないと思います。
<b>チョ・ヨジョン</b>:本当にないと思うよ(笑)。
<b>ゴニル</b>:あ、家族を愛することは僕と共通する点だと思いますが、それ以外は全部違うと思います。言葉も違うし、思うことも違います。
<b>チョ・ヨジョン</b>:撮影の時に実際怒ったことがないと言っていましたよね?
<b>ゴニル</b>:はい、実際あまり怒ったことがありません。
<b>チョ・ヨジョン</b>:とても喧嘩っ早いキャラクターなのに、あまり怒ったことがないように見えたので聞いてみたら、あまり怒ったこと、大きい声を出したことがないって。
<b>ゴニル</b>:はい、本当にないのに、台詞の80%以上が怒る台詞だったので(笑)。
<b>キム・ガンウ</b>:私は君が喧嘩っ早いからキャスティングされたと思ったよ(笑)。違ったんだ。大変だったでしょう。
<b>ゴニル</b>:はい、大変でした。家で一人でシャワー浴びる時に、大声を出しながら練習していると、親が「どうしたんだ?」と(笑)。でも、大丈夫でした。

<b>キム・ガンウ</b>:私の場合は2つのキャラクターを演じたので、その2つのキャラクターを混ぜ合わせると、ちょうど私になると思います。私は色んな姿を持っていまして、ある日はこうで、ある日はこうで、と。
<b>チョ・ヨジョン</b>:実際、ガウンさんがナメ役を演じる時は瞬発力もありますし、意地悪なんです(笑)。本当に先輩がそういう姿を持っていないと演じられないなと思う瞬間が多かったです。なので、先輩が演じて本当によかったと思いました。共演する立場としても知らなかった姿を発見する楽しさがありました。同じ俳優ですが、他の作品で冷たくて、クールな姿をよく見ていたので、「あ、元々こういう人なんだ」と思いながら…(笑)。
<b>キム・ガンウ</b>:女優の中でこんなにからかってもすねることない人は初めてでした(笑)。性格がコ・ソラみたいなんです。
<b>チョ・ヨジョン</b>:先輩がからかうととてもとても面白いんです。たぶん笑いのつぼが似ていると思います(笑)。私はそういう意地悪なイタズラが好きなんだと思います。

<b>チョン・ソグォン</b>:私は、本当に…怒ると違う人のようになる場合があるんです。チェ・ジュニョクも怒るとちょっと人が変わっていましたよね。
<b>チョ・ヨジョン</b>:変わっていたなんて(笑)。
<b>チョン・ソグォン</b>:私も怒る時は両面性があると思うんです。
<b>チョ・ヨジョン</b>:全く想像がつかないね。

<b>-撮影の時に、特に苦労したり難しくて忘れられないシーンはありますか。</b>
<b>キム・ガンウ</b>:まずはすごい日差しとの戦いだったと思います。とても暑くて、頭皮が焼けそうに痛かったですし。なのに、急に夜は寒くなったりするんです。台風で撮影が中断されたり…海辺なので、そういう影響が大きかった覚えがあります。
<b>チョ・ヨジョン</b>:ガンウさんは体でぶつかるシーンが多かったので、一番大変だったと思います。どれだけ暑くても、何が何でも、一番体力の消耗が大きいので…前半には上着を脱ぐシーンも多くて、食べられなかったりもしましたし。アクションシーンも多かったし、本当に体力的に大変だったと思います。
<b>キム・ガンウ</b>:台本が出るたびに、「はあ~またアクションだ~」と(笑)。いきなり無人島に入ったり、おぼれたり…。正直8話が終わってから逃げようと思ったんですけど(笑)、ヨジョンさんがかわいそうで逃げませんでした。
<b>チョ・ヨジョン</b>:いなくなったら大変なことになるところでしたね(笑)。

<b>-撮影現場の雰囲気はいかがでしたか。</b>
<b>チョ・ヨジョン</b>:ガンウさんのやることがすべて面白くて笑っていましたね。本人はとても真剣なのにそれが面白いんです。
<b>チョン・ソグォン</b>:あと、ここにはいないのですが、刺身屋のほかの先輩方がとても雰囲気を盛り上げてくれまして…(笑)。
<b>チョ・ヨジョン</b>:お父さん役のイム・ハリョンさんも、本人はあまり笑わせようとしないんですけど、とても面白いんです。また、ドラマで子供の知能を持つ役ということもあり、登場するだけでもとてもチャーミングなんです。
<b>キム・ガンウ</b>:笑いをこらえることが出来なくて、撮影が中断されたことも結構ありました。あと、殴る時もとても力強くて…(笑)。力も強いし、面白いし、相手することが大変なお父さんでしたね(笑)。たぶんそういう笑いがなかったら、3か月間耐えることが大変だったと思います。体力的にも大変でしたし、暑かったですし。でも、良い先輩方と共演することができて、やり抜くことができたと思います。

<b>-最後に日本のファンの皆さまにメッセージをお願いします。</b>
<b>ゴニル</b>:日本では見ることができない風景と韓国的な色がたくさん入っているドラマです。たぶんDVDを買って持っていると、とても所蔵する価値があると思いますので、皆さん、たくさん愛してほしいですし、たくさん買ってほしいです。

<b>キム・ガンウ</b>:ゴニルさんだけ可愛がるのではなく、ここにいるすべての俳優さんが可愛く映ります(笑)。悪役もとても可愛いです。釜山を背景に、海雲台の魅力を感じてみてほしいです。私たちのドラマをたくさん愛してくれて、ありがとうございます。

<b>チョ・ヨジョン</b>:すでに見た方はまた見てほしいですし、これから見る方は面白く見てほしいです。これからももっと韓国ドラマを愛してほしいです。そして、「海雲台の恋人たち」に出演した俳優たちのこれからの作品も色々見つけて、たくさん見てほしいです。

<b>チョン・ソグォン</b>:とてもすっきりするドラマです。気楽に楽しみながらストレス解消してほしいです。これからも韓国ドラマをたくさん愛してください。ここにいる俳優も皆頑張って、より良い姿をお見せします。

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