韓国統一部「北朝鮮の弾道ミサイルの可能性・安保理決議違反かどうか、立場明かすのは難しい」(画像提供:wowkorea)
韓国統一部「北朝鮮の弾道ミサイルの可能性・安保理決議違反かどうか、立場明かすのは難しい」(画像提供:wowkorea)
韓国統一部は北朝鮮のミサイル発射について、別途の公式立場はないと26日、明らかにした。

 統一部のチャ・ドクチョル副報道官は同日、定例会見で前日、北朝鮮が弾道ミサイルと推定される短距離ミサイルを発射したことと関連し「弾道ミサイルである可能性、これによる国連安全保障理事会決議違反かどうかは、すでに韓米の国防・情報当局間の緊密な協力を通じて分析するとの立場を明かした」と述べた。

 チャ副報道官はこれと関連し「統一部で公式的な政府の立場を申し上げるのは難しい」と付け加えた。

 韓国軍当局は前日、北朝鮮が午前7時6分ごろと7時25分ごろ、北朝鮮・ハムギョンナムド(咸鏡南道)ソンドク(宣徳)付近から日本海上へ短距離ミサイル2発を発射したことを確認した。この日、北朝鮮メディアも「新型戦術誘導弾」2発を発射実験したとし、弾道ミサイルを発射したと報じた。

 チャ副報道官は青瓦台(大統領府)国家安全保障会議(NSC)常任委員会の立場を言及し「統一部も同様の立場」と改めて述べた。前日、NSCは「対北政策検討が進められている中、ミサイル発射が行われた点について深い懸念を表明する」との立場を伝えた。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 2