<インタビュー>女優ファン・ジョンウム、ドラマ「サンガプ屋台」&「あいつがそいつだ」連続出演について語る(画像提供:wowkorea)
<インタビュー>女優ファン・ジョンウム、ドラマ「サンガプ屋台」&「あいつがそいつだ」連続出演について語る(画像提供:wowkorea)
KBSドラマ「あいつがそいつだ」が今月1日に韓国で放送を終了した。前世と現世を行き来しながら時には胸を痛め、時にはドキドキするロマンスを見事に描いたファン・ジョンウムは改めて“ファン・ジョンウム ロコ(=ロマンティックコメディ)”の真価を見せた。

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Q.「サンガプ屋台」に続いて「あいつがそいつだ」まで終えた感想は?

「サンガプ屋台」が事前制作だったので、冬に撮影したドラマだったが放送されたのは春でした。「サンガプ屋台」の放送が終わって間もなく「あいつがそいつだ」が放送されて視聴者の皆さんにあいさつができました。人生の喜怒哀楽と人が生きていく話を描いた「サンガプ屋台」と、誰でも一度は悩む恋、非婚、前世を扱った「あいつがそいつだ」が、それぞれ違った魅力でたくさんの方に愛されて終えられて幸せです。2作とも制作陣や監督、脚本家の先生、俳優、みんなが大変だったんですが楽しく撮影できたせいか、撮影が終わった今でも深く余韻が残っています。「サンガプ屋台」と「あいつがそいつだ」を大切に思ってくださり、愛してくださった視聴者の皆さんに心から感謝しています。2つのドラマで似ている点は、どちらのキャラクターもすっきりとする発言をよくする能動的な人物だったので、演じながら本当に楽しく撮影できたと思います。


Q.「あいつがそいつだ」のソ・ヒョンジュの魅力は?

本当に一生懸命に生きている子です。全ての人が目標を持って、夢に向かって働いていたり、恋愛をしないと考えます。与えられた仕事だから一生懸命にして、夢は心の片隅に置いて、たまにそれを思い出すという人が大多数なのではないでしょうか。ヒョンジュのそういった姿は本当に良かったです。本当に一生懸命に働いて、激しく悩む人生だったけど、実は毎日そうやって生きていかなければならないのが人生です。完ぺきを追究する姿に“ワナビーウーマン”と見ることもできますが、ヒョンジュはまだ夢を見ていて、結婚に対しては現実的でありながら、恋は夢見るそんな平凡さがすごくよく描かれていました。ヒョンジュは自分自身の人生を毎日悩み、さらに良い判断をし続けようと努力していく、そんな姿をヒョンジュらしく演じたいと思っていました。



Q.キャラクターのスタイリングに神経を使った部分は?

スタイリングチームが本当に苦労なさっていた。常に良い意見をくれて、キャラクターに合うように準備してくださり、スタイリングチームの意見に結構従ってきたほうです。「サンガプ屋台」の時もそれぞれのエピソードに合わせて、ウォルジュのキャラクターをうまく表現できる衣装について一緒に考えていたら、現代的な韓服を多く着ることができて、スーパーマーケットや道を歩くときはキャラクターが生きていたけどルックはシックにいきました。「あいつがそいつだ」も三世を演じなければならなかったので、それぞれの時代にどのような衣装がより合うのか考え、カラーのあるプラスチックイヤリングでポイントをつけたんです。これまでお見せしていたスタイルと違う前世の姿をお見せしなければならないので、準備する過程が大変でしたが楽しかったです。衣装に合わせてヘアも変化を与えて、本当に楽しかったですね。


Q.“30代のファン・ジョンウム”にとって仕事と愛情の満足度はどのくらい?

世の中を前向きに見つめるほうです。だから良い作品、いい人たちに会って演技を続けることができて楽しく幸せだとよく思っています。毎日感謝の気持ちでいると、全てのことに満足度が高くなる気がします。最近、SNSに過去の作品の写真を掲載したんですが、以前のドラマのキャラクターを写真で見ると、その時の私がどれほど楽しく演じていたのか思い出し、初心も思い出してよかったと思います。現場で演じることができ、良いキャラクターを表現できるこの職業に本当に感謝しています。


Q.「あいつがそいつだ」で俳優ユン・ヒョンミンが演じたファン・ジウと、俳優ソ・ジフンが演じたパク・ドギョムのうち、ファン・ジョンウム自身だったらどちらを選ぶ?

2人のキャラクターの魅力があまりにも違うので、実際にもすごく悩みそうだけど…それでも三世の記憶を持って私を待っていてくれたひまわりのようなジウを選ぶと思います。2人とも長い間、私のために大事に守ってきた男性ではあるけど、前世でそういう恋や悲しい別れを続けていたら、気持ちが先に動くのではないでしょうか。そしてジフンは年下でもあるし、弟のような気持ちのほうが大きいと思います。


Q.“ファン・ジョンウムが考えるロコ”とは?
ありがたいことに、視聴者の皆さんが私の演技に共感してくださいました。自分の立場に代入してみたりして、友達のように、お姉さんのように思ってくださったんだと思います。楽で、共感しやすいそういう姿を好んでくださるのを分かっているので、演技も最大限、現実感があるようにしようと思っています。そうしているうちに、人が生きていく話が面白く感じられ、ロマンティックコメディを多くやるようになった気がします。私が演じる全てのキャラクターに自分の姿が入っていきますが、いつも新しい姿をお見せしようと思っています。またロマンティックコメディだからといって、笑わせようと演じるのではなく、心を込めて演じようとしています。心を込めて演じた姿が状況によって楽しく見えたりするので、放送では楽しく描かれるのだと思います。



Q.2つの作品を撮影しながら思い出に残ることは?

どちらも最初から最後まで幸せに撮影でいました。どの瞬間も俳優たちと一緒にしながら感じたことは忘れられないエピソードとして残ると思っています。現場のムードメーカーでウォルジュのキャラクターを作っていくのに大きな助けになったチェ・ウォニョン先輩、年下だけど優しいユク・ソンジェ(BTOB)と共にしていつも心強かったです。演技も上手で、面白くて、優しい友人のようでした。「あいつがそいつだ」のヒョンジュと三角関係を見せた茶目っ気あふれるユン・ヒョンミンさんにも感謝しています。普段は私もふざけたりするんですが、劇中の人物が真面目なので中間で笑いのポイントがあるシーンがあるんですが、そういうところでさらに大きな魅力を発見できたと思います。ジフンは純粋な魅力を持った俳優ですし、尊敬するチェ・ミョンギル先輩との撮影も幸せでした。みんな家族のような雰囲気で撮影を終えられました。


Q.今後の計画は?

まだ決まった活動計画はありません。2つのドラマを続けて撮影したので、充電時間を持とうと思います。これまで読めなかった本も読んで、運動もしながら成長した姿であいさつしたいです。多くの方が私を見ながら元気を出せるように、良い演技と作品で戻ってきます!


Q.「あいつがそいつだ」の撮影中には新型コロナで大変でしたね。

私よりは監督やスタッフといった現場関係者の苦労が多かったと思います。暑い日に外で苦労なさった方のおかげで撮影をきちんと終わることができたので、本当に感謝しています。みんながつらい時期を経験していますが、早く良い知らせを聞けたらうれしいです。視聴者の皆さんもいつも元気で、明るく幸せな日でいっぱいになるよう祈っています。

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