イ・ジェフン
イ・ジェフン
「入隊まで48時間も残っていないんですね。2日後、論山訓練所に入所しますが、本当に1日も休まずスケジュールが入っていたからか、まだ実感がなくて…。明日朝、スケジュールをすべて終えて、髪の毛を短くしたら『あ、自分も軍に入隊するんだな』と感じるのでしょう」

イ・ジェフン の最新ニュースまとめ

 来る25日、軍に入隊する韓国俳優イ・ジェフンは23日、アニメ「不思議の国のカーディアンズ(原題:Rise of the Guardians)」の記者懇談会に参加し、現在の心境を述べた。

 「(入隊しても)俳優として心が揺れるということは少しもありません。今回の映画で吹き替えに参加できたことも幸運だと思っています。入隊して、自分自身を振り返る時間をもちながら、さらに成熟した人間になって除隊することが目標です。けがなく健康に帰ってきて、俳優生活を続けていくことが最優先だと考えています」

 彼は、入隊を控えて数作品の映画に出演するなど、休みなしにスケジュールを消化していた。

 「稼ぎに対する欲よりも作品に対する欲をもっていたため、殺人的スケジュールを自分自身が求めて、そうしたいという意思を告げました。むしろ事務所側がスケジュールを合わせるのに苦労したようで、何だか申し訳なかったです」

 ハリウッドアニメーションのトップに君臨するドリームワークス・アニメーション(Dream Works)が制作した今回の作品の韓国公開版主人公「ジャック・フロスト」の声を担当。ハリウッドでは、人気俳優クリス・パインがこの役を務めていた。

 「僕自身、ドリームワークスの作品が大好きだったので、今回の作品はどうしてもやりたくて、声のテストを受けたのですが、幸運にも合格できました。声だけの収録というのは、簡単ではありませんでしたが、貴重な体験となりました」

 この日、およそ30分間ストーリーを鑑賞した記者たちへ彼は「クリス・パインより僕がジャックの外見とシンクロ率が高くないですか?」と話し、自信を見せた。

 また、同じく吹き替えに挑戦した俳優リュ・スンリョンは「完成版を見たのは、きょうが初めてですが、本当におもしろくて、やって良かったと思いました。参加した俳優みんなで『やって良かったね』とトイレで談笑していたところなんですよ」と笑顔を見せた。

 彼はまた「幼い頃からアニメを見ながら夢を育ててきましたが、この作品は世界の疲れた大人たちにも見てほしい。童心に返ることができる作品だと思うんです」とし、「特にこれまで18禁、19禁の映画に参加する機会が多かった私は、子どもと自分の出演作を見るのが難しかったのですが、やっと手を繋いで子どもと見られる作品ができました」と話し、会場を笑いで包んだ。

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