「KNK」左から、オ・ヒジュン、キム・ジフン、パク・スンジュン、チョン・インソン、キム・ユジン
「KNK」左から、オ・ヒジュン、キム・ジフン、パク・スンジュン、チョン・インソン、キム・ユジン
平均身長185cmで、“モデルドル”と呼ばれるルックスに加え、歌唱力、パフォーマンスにも定評のある「KNK」(クナクン)。2018年は1月に大阪、横浜でのライブツアーで始動し、多くの日本のファンを魅了した彼らが、3月22日開催の「BUZZ-UP 2018 spring」に出演するために来日。忙しい合間をぬって、インタビューに応じてくれた。

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 「お久しぶりです」とにこやかな笑顔で、インタビュールームに入ってきた5人。今回は、デビュー2周年、2月にメンバー2人の誕生日、ゴールデンウィーク(5月4日と5日)に2DAYS(1日2公演)公演開催と“2”に関するキーワードをもとに、和気あいあいとした雰囲気で語ってくれた。


<B>―最初のトークテーマはデビュー2周年。ことし3月でデビュー2周年を迎えましたが、振り返ってみるとどんな2年でしたか?</b>
インソン:デビューした年はすごく忙しくて、無我夢中だったように思います。この2年、それぞれがいい経験をして、また1つに集まって3年目に入ったので、さらに良い姿をお見せしたいです。
スンジュン:やっぱりアルバムをリリースして、活動をするのが楽しかったですね。だから、大変だったことより、楽しかったことのほうが記憶に残っています。
ヒジュン:大変なのは、僕たちよりアルバムを待つ「ティンカーベル」(=「KNK」のファン)の皆さんの方だと思います。
スンジュン:正直言うと、PVでのダンスシーンが大変ではあったんですけど(笑)。

<B>―どのPVが一番大変だったんですか?</b>
スンジュン:「BACK AGAIN」。寝る時間があまりなかったのと、振付がすごく大変でした。5人でぴったり揃えて踊るシーンも多くて、30、40回ぐらい踊りましたね。だから、最後の頃はほとんど記憶がないです(笑)。
ヒジュン:僕も「BACK AGAIN」が一番大変でした。
ジフン:「BACK AGAIN」はずっと踊っていたら、脚の力が抜けて、倒れそうになりました。

<B>―ダンスが上手いジフンさんでもそんなに大変だったと?</b>
ジフン:そうです。「BACK AGAIN」は最近、もっとしんどくなりました(笑)。何回踊っても、慣れない振付なんですよ。

<B>―韓国ではデビュー2周年を記念し、「KNK」カフェをオープンし、皆さんが一日バリスタになっていましたが、やってみてどうでしたか?</b>
ヒジュン:良い経験だったし、「ティンカーベル」の皆さんがすごく喜んでくれて楽しかったので、もう1回やってみたいなと思いました。
ジフン:久しぶりに5人がそろった姿を皆さんにお見せできてうれしかったし、個人的にカフェでアルバイトをするという憧れがあったので、時間的な都合で、実際の仕事の半分もできませんでしたが、それでも楽しかったから、また機会があれば、今度は最初から自分たちで準備してやってみたいです。

<B>―誰がバリスタを一番上手くこなしていましたか?</b>
ヒジュン:カフェでアルバイトをしたことがあるユジン兄さんが上手かったと思います。
ユジン:でも、ある程度整っている状態でバリスタをやったので、みんなそれなりに上手くできていたと思います。

<B>―ファンにはアイスアメリカーノとアイスチョコを提供していましたね。</b>
インソン:コーヒーが飲めない方のためにアイスチョコを準備しました。
ヒジュン:皆さんの好みがあると思うので、苦いものと甘いもの、2つを準備したんです。

<B>―皆さんは普段、どちらをよく飲むんですか?</b>
インソン:ヒジュンはアイスチョコ。それ以外はみんなアイスアメリカーノです。
ヒジュン:僕は甘いものが好きなので。

<B>―末っ子ヒジュンさんのイメージ通りですが、コーヒーは飲めないんですか?</b>
ヒジュン:ハイ、飲めないんです。甘~い甘~いチョコがいいです(笑)。

<B>―一緒に2周年を迎えたメンバーたちに、それぞれ言いたいことがあれば、お願いします。</b>
ヒジュン:僕はインソン兄さんに。部屋の電気を直してほしいです。部屋が暗いんですよ。
インソン:暗い状態になって、もう8か月ぐらい経ちますね(笑)。
ヒジュン:部屋は別々なんで、僕には関係ないんですけど、見ていて気の毒で(笑)。
ユジン:僕はみんなに。僕のTシャツと靴下をもうこれ以上、使わないでほしいです!いまやもう、マネジャーさんまで僕のを使っていて…。練習をしていて、パッと靴下を見たら、みんな僕の靴下を履いていたんですよ。

<B>―それぐらいユジンさんの靴下はセンスがいいと?</b>
ユジン:ドン・キホーテでたくさん買った靴下です。だから、いま自分で履くのがなくて…。
ジフン:靴下がよく消えるミステリアスな寮なんです(笑)。

<B>―ハハハ。ユジンさんの靴下に心当たりのある方は?</b>
ヒジュン:僕です(笑)。(ユジンの)靴下をよく履いているのは。
一同:(大爆笑)
ユジン:あと、メンバーの中で、特にスンジュンがバラエティ番組に出て、「KNK」のことを広めてくれているんですが、それだけ苦労が多いと思います。でも、スンジュンなら、どんな番組に出ても、上手くやれると思うので、頑張ってほしいです。
スンジュン:メンバーたちにはすごく感謝しています。1人で仕事に行くとき、SNSのグループチャットでも、「頑張ってきてね」とか、スケジュールが終わって帰ると、「お帰り」って言ってくれたり、本当にありがたいです。
インソン:この2年間、いろんなことがあったんですが、2年って短くないじゃないですか。いろんなことに耐えてきたメンバーたちにありがとうと言いたいし、これからも大変なことがたくさんあると思うので、一緒に乗り越えていけたらいいなと思います。
ジフン:いままでの2年も重要だったけど、これからがもっと重要なので、いままで以上に、もっと頑張ってやっていけば、これからもっと上手くいくんじゃないかと思います。ファイト!
一同:ファイト!

<B>―次の“2”のトークテーマは、2月の誕生日。ユジンさんが2月10日、ジフンさんが2月20日に誕生日を迎えましたが、どのように過ごしましたか?</b>
ジフン:たくさんの方に祝ってもらって、楽しく過ごしました。
ユジン:僕は体調が悪かったので、最悪の誕生日でしたけど…(苦笑)。

<B>―SNSではメンバーの皆さんの祝福メッセージなどもアップされていましたが、メンバー同士で集まって、お祝いをしたりしたんですか?</b>
ヒジュン:ことしから、そういうパーティーのようなものはやらなくなりましたね。もう少し、グループとして大きくなったらやろうという話になって。
スンジュン:それまではメンバー同士でプレゼントをあげたり、食事をしたりということをしていたんですけど。
ヒジュン:そうですね、服をあげたりとか。
スンジュン:帽子とか。

<B>―服とかは好みがあると思うので、選ぶのが難しそうですが。</b>
ヒジュン:ずっと長い間一緒にいて、お互い好みはよく分かっているので、その辺は問題ないです。

<B>―ファッションセンスがいいメンバーというと?</b>
ヒジュン:ジフン兄さん。
スンジュン:オシャレな着こなしが上手いです。

<B>―いつかジフンさんが、ライブなどでメンバーたちの衣装コーディネートをする日が来るかもしれませんね。</b>
ジフン:そんな機会があったら、ぜひやってみたいです!

<B>―そして次のトークテーマは5月4日と5日の2DAYS公演。昼公演はファンミーティング、夜公演はライブという構成で、1日2公演は慣れてきたと思いますが、2日間というのはどうですか?</b>
ヒジュン:大変ではないというと嘘になりますが、応援してくれる皆さんの力をもらって、エネルギッシュなステージをお見せしたいと思っています。
スンジュン:パワーを使い切ったと思っていても、皆さんの前に立つと、不思議と力が沸いてくるんです。
インソン:気合を入れて、頑張ろうと思います!

<B>―1月のライブはメンバーの皆さんでセットリストを決めていましたが、今回は?</b>
ヒジュン:5月の公演は、専門家に任せようと思います(笑)。
スンジュン:前回は自分たちでセットリストを作ったから、バラードが多めで、キーの高い曲が集中している部分があって、ユジンの喉に負担がかかったりもしたんです。そういうこともあって、専門家の方のほうが、上手くセットリストを組んでくれるんじゃないかと。

<B>―ライブ中の飲み物として、水以外にコーラやカルピスソーダなどの炭酸を置いていたようで、ファンがビックリしていたようですが。</b>
ヒジュン:水も重要ですけど、糖分も必要なので。
スンジュン:僕たちコーラがすごく好きなんですよ。
インソン:だから、各自好みに合わせて。
ユジン:5月の公演ではコーヒーもあるかもしれないです(笑)。

<B>―ちなみに喉の管理などはどうしているんですか?</b>
スンジュン:インソンは寝る前に温かいお湯をよく飲むし、タオルを濡らして、加湿をしていますね。ジフンも喉を開いたり、ヒジュンは唇をブルブル震わせて喉のトレーニングをしたり。あと、喉に良いお茶を飲んだりしています。
ヒジュン:菊花茶とか。
スンジュン:プロポリスとか、トラジ(キキョウ)とか喉に良いものをとるようにしています。

<B>―公演に向けての意気込みをお願いします。</b>
ユジン:ファンミーティングは2回目になるんですが、初めてのファンミーティングのときは、皆さんの反応がすごく良くて、逆に僕たちの方が楽しかったように思います。なので、もっと楽しい公演になるように準備して、皆さんとまた楽しい思い出を作りたいです。
ジフン:最大限新しい姿をお見せするため、僕たちも努力するので、期待してほしいし、たくさんの方に来てほしいです。
ヒジュン:カッコいい姿をお見せするので、ぜひ来ていただき、楽しい思い出を作ってほしいです。
インソン:楽しい思い出、幸せな思い出をたくさん作れたらうれしいです。
スンジュン:いろんな楽しいものをお見せするので期待してください!

<B>―ここからは2にまつわる質問をランダムにしていきます。まず、2番目に好きな食べ物は?</b>
スンジュン:たらこ。
インソン:チキン。
ユジン:やきとり。
ジフン:やきとり。
ヒジュン:ピザ。

<B>―無人島に2つだけ持っていけるとしたら、何と何を持っていく?</b>
スンジュン:インソンみたいな楽しい友達と缶詰。
インソン:ヘリコプターとサムギョプサル。
ユジン:ヨットとうちの事務所の理事。理事には、ヨットを運転してもらいます(笑)。
ジフン:友達と火。
ヒジュン:銃と火。

<B>―メンバーと2人旅をするなら、誰と行く?</b>
スンジュン:ユジン。インソンとヒジュンは出掛けるのがあまり好きじゃないんです。ユジンは出掛けるのが好きだし、僕と好みが合うので。
インソン:(ジフンがインソンにアピールし)僕はジフン。ジフンがずっと僕にアピールしていたからではなく、たくさんごちそうしてくれるから、おいしいものが食べられそうという理由で(笑)。
ユジン:スンジュン。出掛けるのが好きだし、食べるのも好きだし。
ジフン:インソン君。僕は肉をよく食べるんですが、(インソンは)肉を焼いてくれる人なんです。それと面白いから。

<B>―となると、これで偶然にも2組のペアができましたね(笑)。ヒジュンさんは……。</b>
ヒジュン:家にいます!僕、旅行するのが好きじゃないから。
一同:(大爆笑)

<B>―それでも、誰か選ぶとするなら?</b>
ヒジュン:ジフン兄さん。洋服とかいろんなものを買いたいので、ジフン兄さんのカードでショッピングをしたいです(笑)。

<B>―今回は“2”にまつわる話をしてきましたが、1番好きな数字は?</b>
スンジュン:3。形が可愛いから。
インソン:7。7月に生まれたから。
ユジン:10。安定的な感じがするので。
ジフン:2。戦隊モノを見て、レッドの次のナンバー2に当たるグリーンが好きだったので。
ヒジュン:5。誕生日も5月だし、苗字もオ(韓国語で5の読みはオ)だから。

<B>―では最後、ファンにメッセージをお願いします!</b>
スンジュン:ティンカーベルの皆さん、5月の公演で会えるのを楽しみにしています!
インソン:たくさんのティンカーベルの皆さんと楽しく過ごせると思うとワクワクします。皆さん、愛しています。
ユジン:「KNK」ならではの魅力を楽しんでほしいです。「KNK」をたくさん愛してください。
ジフン:いつもベストを尽くす「KNK」でいたいです。僕たちを好きでいてくれる気持ち、変わらないでください!
ヒジュン:アルバムの準備も頑張っているので、期待しながら待っていてほしいです。いつもありがとうございます。


 インタビュー取材で毎回感じるが、写真撮影で、ルックス抜群の長身5人がそろってポーズを取ると、その迫力がさらに際立ち、カッコよさ満点。その一方で、インタビューではわちゃわちゃとした雰囲気で、キュートな一面を見せるなど、そのギャップも魅力な「KNK」。5月4日と5日の2DAYS公演では、そんな彼らの魅力をぜひ生でたっぷり味わってほしい。



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