本音で語り合うスングァン&ジョシュア。(画像:画面キャプチャ)
本音で語り合うスングァン&ジョシュア。(画像:画面キャプチャ)
男性アイドルグループ「SEVENTEEN」のリアルバラエティー「IN THE SOOP」の新シーズンとなる「IN THE SOOP SEVENTEEN ver. S2」がJTBCで1月29日(日)にスタートした。人里離れた自然あふれる場所で、メンバーたちがゆったり過ごす姿を収めた内容で、ファンにとっては待望の第2弾となる。

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前作は2021年8月30日より毎週月曜午後11時40分からの放送で、全4話だったが、今作は毎週日曜午後6時40分からの放送で、全3話となる。日曜のこの時間帯は地上波放送では「1泊2日シーズン4」(KBS2)が不動の人気を誇り、それを「覆面歌王」(MBC)、「ランニングマン」(SBS)が追うという激戦区枠。

あえてこの枠に編成した理由は分からないが、一つ言えるのはターゲットとしているのが、幅広い視聴者層を狙っている地上波番組とは違い、コアなファン層を想定しているということだ。実際に初回の視聴率は0.4%(ニールセンコリア調べ、全国基準)だったが、テレビ(JTBC)での放送のみならず、毎週土曜・日曜午後8時からグローバル・ファンダムライフ・プラットフォームWeverse VODでフルバージョン(60~80分)が全6話配信されるのだ。制作側としては、テレビから動画コンテンツにつなげたいということだろう。

今シーズンは4泊5日の旅で、行き先はキョンサンブクト(慶尚北道)のアンドン(安東)。前作では、メンバーたちが自ら車を運転して向かったが、今回はバス移動。約5時間かけて目的地に向かったのだが、そのバスというのが、3列シートのすっぽり体が収まるタイプの高級バスで、この時点ですでにラグジュアリー感が出ていた。

それだけに、現地に到着し、バスを降りるや、トラクターの荷台に乗り換えたときは、どうなるのかと思ったが、着いたところは壮大な自然の中にさまざまな施設が完備されており、他に誰もいない、まさに“SEVENTEENの村”のようだった。

メンバーたちはさっそく、それぞれのスタイルでのんびり楽しみ始め、釣りをしたり、ジムで運動したり、夜になると野外テントで食事をしながら、自分のたちの曲「Circles」を歌って盛り上がったり、カラオケをしたり自由を満喫していた。

そんな中、今回はヒーリングの時間が一番必要だったのは、スングァンだったのかもしれない。事前インタビューで、リーダーのエスクプス、ドギョム、ウォヌらが最近スングァンがつらそうに見えるとし、バーンアウト(燃え尽き症候群)になったのかもしれないと心配する場面があった。そばにいたメンバーたちが一番スングァンの異変に気付いていたが、スングァンを信じているからこそ、根掘り葉掘り聞くのではなく、そっと見守っていたということだ。

それもあって、さりげなくスングァンと二人きりになるメンバーがいた。ディエイトとジョシュアだ。ディエイトは、他のメンバーたちが釣りをしている中、スングァンとボートに乗り、いつしか深い話をしていた。

また、ジョシュアは夕飯を食べ、ひとしきり盛り上がった後、メンバーたちが一人二人とその場を後にし、スングァンと二人きりになると、スングァンの肩をトントンし、労った。そして、スングァンが胸の内を打ち明けるのをゆっくり待ち、話を聞くと、温かい言葉をかけた。特に、休むときは休んだほうがいいとし、「チームへの責任感が強く、考えることが多いのは分かるけれど、お前がいない間は12人がお前の分まで一生懸命埋めてやるよ」と語りかけていた場面は感動的で、これにはスングァンもうるっとし、涙腺崩壊。熱いハグをした。

こういうメンバーたちの絆の深さが「SEVENTEEN」らしさであり、それが初回からよく出ていた。また、このような重めの本音トークの後には、翌日早朝からジョンハンが前日のリベンジとばかりにまたも釣りを始めるも、足を滑らせて胸まで水に浸かってずぶ濡れになってしまったり、朝食でタッカルビを作っているとき、上手くいかず、お母さんに電話をして聞いてみたり、どこか抜けているキュートな魅力を垣間見せ、ほっこりさせた。今シーズンもメンバーたちのまだまだ知らない素顔がたくさん見られそうだ。

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