除隊後初のバラエティとなるMBC「戸籍メイト」に出演した「WINNER」キム・ジヌ。(画像:画面キャプチャ)
除隊後初のバラエティとなるMBC「戸籍メイト」に出演した「WINNER」キム・ジヌ。(画像:画面キャプチャ)
2020年4月に入隊したメンバーのキム・ジヌとイ・スンフンが最近除隊し、完全体での活動に向け、動き出した「WINNER」。1月17日(月)にはNAVER V LIVEを通して、4人が集まり、「早くメンバー全員が集まって、一緒に活動したいと思ってきた」、「はるかにエネルギーが良い。テンションから違う」、「カムバックを長い期間、準備してきた。スケジュールもたくさんある」、「2022年は一生懸命活動して、一年を充実させたい」などとファンに嬉しい知らせを伝えた。

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その翌日となる18日(火)には、キム・ジヌが除隊後初のバラエティとなるMBC「戸籍メイト」に出演した。この番組は昨年のパイロット版を経て、ことし1月4日(火)にレギュラー放送が始まったばかり。違うようで似ている兄弟姉妹のリアルな日常を公開するリアルバラエティで、スタジオMCはお笑い界の大御所イ・ギョンギュ、女優キム・ジョンウン、ラッパーDinDinというバラエティに富んだ顔ぶれだ。

この日キム・ジヌはレギュラー陣から除隊を祝福され、社会に復帰した気分を聞かれると、「すごく幸せです。カメラの前にいるというのが、“あ~、生きているな~”と実感します」とニッコリ。これまで、除隊してすぐのバラエティ出演だと“ぎこちなさ”を見せ、不自然さや気まずさを漂わせる人が多かったので、このリアクションはなかなか新鮮であり、レギュラー陣からも“生まれつきの芸能人”だと言われていた。

そんなキム・ジヌには姉と妹がいるが、今回一緒に出演した“戸籍メイト”は妹だった。キム・ジヌのイケメンビジュアルから、妹も間違いなく可愛いだろうと予想したレギュラー陣に、そんなことはないと否定し、何歳かを聞かれると、「8歳の差があると理解している」と微妙な言い回しをしたキム・ジヌ。

すると、イ・ギョンギュが「僕たちはそういう言い方をするんだよ」と共感を示し、「僕も姉さんとは4歳の差があると理解している」と話し、キム・ジヌと意気投合。キム・ジヌが「僕もギュラインです」と言うと、「歓迎します」と嬉しそうなイ・ギョンギュ。お笑い界の代表的な派閥ではカン・ホドン、ユ・ジェソクラインがあり、同じ「WINNER」のMINOは完全にカン・ホドンラインだが、キム・ジヌは自らイ・ギョンギュラインだと宣言。イ・ギョンギュラインのアイドルではキム・ウソクがいるが、キム・ジヌもこれですっかりイ・ギョンギュの懐に入ったか⁉

ともかく、キム・ジヌは普段から妹とは交流がないので、仲が良いわけでもなく、離れて過ごしてきたので、よく分からないのだそう。そのため、今回一緒に出演するのをためらったとも。実際、妹が迎えに来てくれた車内では、長い沈黙が続き、スタジオのレギュラー陣からは「オーディオがミュートになっているわけではないですよね?」とつっこみが入るほどだった。

そんな息の詰まるような沈黙を破った妹の一言も強烈だった。キム・ジヌが除隊したことを記事で知ったというのだ。そして、クールに「おめでとう」と言うと、キム・ジヌは「ありがとう」と言いながらも気まずそうに「一日早く除隊することになったから、連絡しようと思ったけれどできなかった」と釈明。そして、話題を変えようと、妹に「仕事先は病院だよね?」と聞くと、病院は2年前にやめたという衝撃の返し。さらに墓穴を掘ることになるという、まるでコントのようなやり取りに、スタジオは大爆笑だった。

2人の関係について、妹は「お互いによく知らない関係」、キム・ジヌは「近いけれど遠い関係」と表現。学生服に着替えた2人が、お互いをどれだけ知っているかを探る“戸籍テスト”をしたところ、お互いの誕生日、靴のサイズ、ケータイ番号も知らず、特にケータイにお互いの写真が一枚もない、という事実が驚愕だった。結局、25問中、キム・ジヌは3問、妹は5問しか正解できず、番組歴代最低点を叩き出し、キム・ジヌは再テストを希望した。

「他の家の兄妹が羨ましかったことがある?」という質問で、お互いに「ある」と答えた2人は今回の番組出演をきっかけに仲良くなれたのか、引き続き次回の放送で公開される。キム・ジヌがなぜ除隊後、初めてのバラエティで「戸籍メイト」を選択したのだろうかと思ったが、家族と一緒にいることでキム・ジヌの人となりがよく現れ、知られざる一面がたっぷり見られるという点で面白く、興味をそそるものだった。

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