2月24日に放送された「SHINeeのスタートアップ-ピッドル企画」。(画像:画面キャプチャ)
2月24日に放送された「SHINeeのスタートアップ-ピッドル企画」。(画像:画面キャプチャ)
7thアルバム「Don’t Call Me」を引っさげ、帰ってきた「SHINee」のカムバックショー「SHINeeのスタートアップ-ピッドル企画」(tvN)が一夜限りのスペシャル番組として2月24日(水)に放送された。

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「ピッドル企画」の社員に扮したメンバーたちが、「SHINee」のカムバックショーのため、アイディアを提案し、自らコンテンツを完成していくというもので、「ピッドル企画」のコント部分では、オンユが昇進に無関心なジンギ代理、ミンホが米国の大学を出た炎のカリスマMino Choiチーム長、キーがとりあえず反論してみるスタイルのキム・キボムチーム長、テミンが会長の息子で勤務怠慢なイ・テマン理事に。全員が同じテーブルに着くと、キーがテミンに対し、「うちの会社は理事が同じテーブルを使うんですか?」と鋭いツッコミを入れ、爆笑となったが、メンバーたちは役になりきり(?)、和気あいあいと熱演していたのが面白かった。

そして、コンテンツ部分ではコントのキャラクターから本人へと変わり、それぞれが得意なことで魅力あふれる姿を披露。キーは「2008 SHINeeバラエティヨルゴン(一生懸命勉強する)」を企画し、メンバー全員がデビュー当時の姿に変身。ここでテミンのおかっぱが見られるとは(笑)。

また、バラエティの教官としてユンホ(東方神起)がゲスト出演。顔プリントマスクを着けて登場し、センター病があるというユンホは自然と真ん中に陣取り、バラエティレッスンを始めた。2008年当時、バラエティで流行していたのが、相手の言うことに対して全て「タヨナジ(当然・もちろん)」と答える「タヨナジ」ゲームだ。このとき、ユンホが名言「人生で体に最も有害なヘチュン(害虫)はテチュン(適当、いい加減にする)」をカメラ目線で繰り出し、それを受け、リーダー対決でオンユがユンホに「実は適当に生きたいだろ?」と先制。テミンが「ユンホ兄さんに“テチュン”をぶつけるなんて」と大爆笑していたが、ユンホも返す言葉が出ず、タジタジだった(笑)。

他にもMCカン・ホドンのバラエティを想定したダンス、リアクションレッスンも。何といっても、SMの情熱トリオ(ユンホ、「SUPER JUNIOR」シウォン、ミンホ)として有名なユンホとミンホが揃ったので、終始ハイテンションでエネルギッシュだったのがより笑いのポイントになり、とにかく濃かった。

続いて、オンユは「SHINee名曲リブート」を企画し、同い年の作曲家兼歌手ユ・ジェファンと「SHINee」のヒット曲をメドレーにアレンジ。バラードから始まり、ダンスナンバーへとつながる構成で、オンユが「An Encore」「Love Should Go On」「Replay-君は僕のeverything-」「Love Like Oxygen」「Ring Ding Dong」「Dream Girl」「Everybody」「Sherlock」「Lucifer」を熱唱。美声を聴きながら、「SHINee」はヒット曲、名曲が多いなぁと実感する瞬間だった。

ミンホはバスケットボール企画で、20か所のシュートエリアから100秒以内にシュートを全部決められるかという「100秒シュートチャレンジ」に挑戦。プロ選手でも難しく、5回失敗した後、スタッフが対案を提案しようとすると、「できるまでやる」とそれを拒否。このような闘志はミンホらしかったが、さすがに10回失敗が続き、スタッフが再び、ハーフラインから7回以内にシュートを決めることを提案。すると、ミンホは自信満々に挑み、なんと2回目でシュートを決め、カッコよく成功させた。ミンホの「100秒シュートチャレンジ」は個人的にまた挑戦すると言っていたが、あながちリップサービスではなさそうだ。

最後にテミンは、最近話題のフュージョン国楽バンド「LEENALCHI」やYouTuberなどのクリエイターたちとコラボし、カムバックPR映像「SHINEE IS BACK」の制作を企画。メンバーたちも登場したほか、テミンはモノマネからキュートな表情までファン心をくすぐるさまざまな表情を見せ、魅力を発揮した。

番組は2時間弱で、終盤には収録曲「Heart Attack」のステージをテレビ初披露し、リード曲「Don’t Call Me」も披露するなど、カムバックにふさわしい盛りだくさんな内容であり、メンバーたちがただカッコいいだけでなく、面白さもあり、見ていて楽しかった。現在、メンバーたちはそれぞれバラエティでも活躍しているが、3年のブランクを全く感じさせない4人のチームワークが輝いていた。

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