「伝説の舞台 アーカイブK」に出演したイトゥク、シンドン、ウニョク、シウォン、ドンヘ。(画像:画面キャプチャ)
「伝説の舞台 アーカイブK」に出演したイトゥク、シンドン、ウニョク、シウォン、ドンヘ。(画像:画面キャプチャ)
3度の延期を経て、ようやく3月16日(火)に10枚目のアルバム「The Renaissance」をリリースした「SUPER JUNIOR」。昨年からフライング気味(?)に「知ってるお兄さん」(JTBC)、「週刊アイドル」(MBC every1)などバラエティに出演し、この15周年記念アルバムの宣伝活動をしてきたが、3月に入り、本格化。番組ごとに登場するメンバー構成は違っていたが、面白さは保証済みなので、どの番組も見応え十分だった。そんな彼らの活躍ぶりを振り返ってみる。

SUPER JUNIOR の最新ニュースまとめ

まずは、3月1日(月)放送の「斬新な整理」(tvN)。ウニョクが依頼人として登場し、新居のシンドン宅を訪問。シンドンの家は、「SUPER JUNIOR」のV LIVEチャンネル「SJ returns4」で、メンバーたちが引っ越し祝いをする企画があったので、リビングは見慣れた光景だったが、今回はキッチン、ダイニングルーム、衣装部屋、作業部屋などそれ以外の部屋も公開。この番組をよく見ているというシンドンは、人気の片づけ本も読んでいるそうで、こんまり(近藤麻理恵)の本が置かれていたのも目を引いた。何より、物であふれていた部屋がすっきりし、倉庫と化していた部屋が、動画撮影ができる1人用スタジオに変化。シンドンが大満足したのは言うまでもないが、ウニョクが次はキュヒョンと生活している「SUPER JUNIOR」の寮をどうにかしてほしいとアピールすることも忘れなかった。

3月14日(日)放送の「もっと食べて家」(MBN)にはキュヒョン、シウォン、ウニョク、ドンヘの4人が登場。この番組は自然料理研究家イム・ジホが、ゲストを料理で癒す感動的な番組なのに、「新西遊記」(tvN)で共演するカン・ホドンから一発芸を振られ、キュヒョンが戸惑うというお笑い要素もあったが、シウォンの美談をはじめ、メンバーたちがお互いの家族を自分の家族のように大切に想っているエピソードの数々を公開。いつもは笑いに走るウニョクとキュヒョンが真剣モードで、ドンヘはメンバー愛を語り、シウォンが後輩たちのお手本になれるよう、今回の活動も使命感を持って頑張りたいと語っていたのも印象的だった。

同じ日の3月14日に放送された「伝説の舞台 アーカイブK」(SBS)には、アジア圏全域を騒然とさせたK-POPグループとして、「SUPER JUNIOR」を代表し、イトゥク、シンドン、ウニョク、ドンヘ、シウォンの5人がスタジオゲストに登場。初の海外公演のとき、ほとんどのメンバーが飛行機に乗るのが初めてだったという初々しい話から、グループ内ユニットもたくさんあるので、日本でイトゥクがファンミーティング、「K.R.Y」がコンサート、中国でヒチョルがファンミーティング、タイで「D&E」がコンサート、インドネシアでシウォンがファンミーティングといった具合に、それぞれが各国に分かれ、同時に活動を行ったという話も。メガヒット曲「SORRY,SORRY」のシンドロームから、「アジア大会2018ジャカルタ」の閉会式でパフォーマンスを披露した輝かしい記録を振り返った。

3月19日(金)放送の「君の声が見える8」(Mnet、tvN)には同番組MCのイトゥクが、シンドン、ウニョク、シウォン、ドンヘ、イェソン、リョウクと共に7人でゲストとして登場。リーダー、イトゥクの意見に従うと言っていたが、意見が分かれ、まとめるのが難しかったのか(?)、最終的に“歌ウマ”を見つけることができず、“音痴”のミステリーシンガーとステージを飾ることに。それでも、リョウクの名言「自信あるよー」や、同番組初出演だったシウォンのリップシンクステージなど、それぞれ見せ場もあった。

3月20日(土)放送の「驚きの土曜日」(tvN)にはシンドンとウニョクが登場。「斬新な整理」に続く組み合わせとなるが、アルバムのPRや音楽クイズを当てることより、どれだけカメラに映れるかや、レギュラーの座を狙うことに集中。さすが、バラエティ担当の2人だけあって、生き生きと弾けたトークを展開し、笑いを量産した。

そして、同じ3月20日と、前週13日(土)の2週にわたり、「全知的おせっかい視点」に出演。準レギュラーのようなキュヒョンが、13日放送分ではイトゥクを連れてスタジオに登場。VTRではキュヒョン&ウニョクの寮にメンバーたちが集結し、「SUPER JUNIOR」が誇る料理男子のリョウク、イトゥク、キュヒョンが料理の腕前を披露。そして、「SUPER JUNIOR」を担当して10周年になるマネジャーを祝うパーティーも。ここでヒチョルが加わり、初めて完全体となった。

また、20日放送分ではスタジオゲストとしてイトゥクが残り、ウニョク、シウォンと共に登場。VTRではリード曲「House Party」のミュージックビデオ撮影の模様が公開された。メンバーたちはミュージックビデオの撮影より、「全知的おせっかい視点」の撮影に来たみたいだと冗談を飛ばしていたが、それぐらい番組のカメラに映ろうとし、サービス精神も旺盛。そして、マネジャーにメンバーそれぞれの長所、短所を質問するコーナーを即席で作り、マネジャーをメンバー9人が囲み、大盛り上がりだった。

まず長所から、シンドンはイェスマン、リョウクは情が深い、シウォンは自分を正してくれる、キュヒョンはおいしいご飯を作ってくれる、ヒチョルは自分の体を気遣ってくれる、とトントンと進んだが、ドンヘ、イトゥク、イェソンについては笑ってしまい、答えられないマネジャー。ウニョクについても「いつも」と言ったところでメンバーたちに言葉を遮られ、そのまま短所へ。

シンドンはたまに冷たい、リョウクは時々怒りが激しい、シウォンは起伏がある、キュヒョンはたまにすねる、ヒチョルは計算的、ドンヘは時々難しい、イトゥクは優柔不断、ウニョクは時々理解できない不満を持っている、イェソンは振付練習のとき大変(病弱?)。ここで、イェソンが長所も言ってほしいとお願いすると、マネジャーが「ギスギスしているというか…」と言ったところで、「OK~」とメンバーたちが遮り、この質問タイムは強制終了。後でマネジャーのコメントがオンエアされたが、イェソンの長所はグループがギスギスしているとき、仲裁役になってくれるところだそうだ。

ともあれ、なんだかんだケンカしながらも仲が良いから、これだけ長くグループが続いているし、全番組に出演したウニョクをはじめ、一人ひとりが魅力的だということがよく分かる「SUPER JUNIOR」のバラエティ月間だった。

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