映画「晩秋」の試写会が2月10日、ソウル市内の映画館で行われ、キム・テヨン監督、主演のヒョンビンと中国女優の湯唯(タン・ウェイ)が出席した。

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 同作品は、イ・マンヒ監督の同名映画(1966年)をリメークしたもので、模範囚として特別休暇が認められたエナ(湯唯)が米シアトルで在米韓国人フン(ヒョンビン)と出会い、3日間をともに過ごすというストーリー。

 試写会終了後に行われた記者懇談会で、湯唯は「演技するすべての瞬間が大変だった。エナの人生を演じること自体が非常に大変な過程だった」と振り返った。作品については「フンとエナは突然恋に落ち、その過程で希望も見える。皆さんもそのような感情を感じてください」と語った。

 ヒョンビンは、人気ドラマ「シークレットガーデン」で演じたキム・ジュウォンとフンのどちらに似ているかとの質問に対し、「言いたいことをはっきり言うジュウォンと異なり、心の中で思っていることをほかの方法で表現するという点で、フンと似ている」と答えた。

 キム監督は「幸運にもすばらしい俳優らとともに作ることができた作品」と評価し、「つまらない映画だと思った人も明日やあさってごろにはおもしろかったと思えるかもしれません」と話した。