【ソウル6日聯合ニュース】財界13位のハンファグループが、サムスン、現代・起亜自動車、LG、SKの国内4大グループに続き専用機を導入する。
 ハンファグループは6日、各系列会社が進めるグローバル事業をグループレベルで効率的に遂行するため、下半期(7~12月)の専用機運航を目指し手続きを踏んでいると明らかにした。導入機種は米ボーイング「737」を改造した20人乗りのボーイング・ビジネスジェット(BBJ)で、価格は900億ウォン(約66億6600万円)ラインとされる。
 国内グループのうち、最初に専用機を導入したのはサムスングループ。2000年にカナダ・ボンバルディアの最高級ビジネスジェット「グローバル・エクスプレス」を買い入れた。2006年に同じ機種を追加購入し、昨年4月にはボーイングの「BBJ2」を購入した。昨年末に最も古い「グローバル・エクスプレス」1機を売却し、現在は3機を有している。
 現代・起亜自動車グループは昨年2月、ハンファグループが導入予定の機種と同じ「BBJー737」を買い入れた。SKグループとLGグループは一昨年と昨年、それぞれ米ガルフストリーム・エアロスペースの18人乗りビジネスジェット「G550」を導入した。
 大企業の専用機導入が相次いでいるのは、事業領域のグローバル化で役員の海外出張が増えているため。専用機を使えば出入国手続きが簡素化できる上、直行便がない地域にもすぐに向かえ、スピーディな意思決定が可能になる。



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