正確な死亡時期が重要な手がかり
一酸化中毒が死亡原因ではない場合… 全面的な再捜査へ

チョン・ソニ(チョン・ソンヒ) の最新ニュースまとめ

韓国俳優アン・ジェファンの死体が剖検されることが決まり、結果に関心が集まっている。

アン・ジェファンの死亡事件を担当している蘆原(ノウォン)警察署によると、死因究明のために10日、高大病院で剖検を実施すると明らかにした。
これまでアン・ジェファンの死体は8日午前、ソウル蘆原の住宅街で発見されたが、その時点で腐敗がひどく進行している状態で、正確な死亡日時と死因を確認することが不可能だった。剖検が決定し、疑問が残っていたアン・ジェファンの死亡事件が新たな局面を迎えるのか、注目が集まっている。

■死亡原因

警察は一酸化炭素中毒と死因を伝え、死体と残されていた遺書など状況から判断して自殺との見方を強めていた。周辺地域の店主からは、練炭を買いに来たアン・ジェファンの情報も寄せられており、緻密な準備を行っていたと見られる。
このような事実は、剖検を実施することで明確にされるだろう。

可能性は希薄だが、死因が一酸化炭素中毒ではなく薬物や飲酒によるもの、あるいは外部からの力で死に至った場合、全面的な再捜査が行われることは確実で、急展開を見せることも考えられる。

■死亡時刻

警察が剖検を決定した最大の理由として、正確な死亡時刻への疑問点だった。アン・ジェファンの死亡前の行動から現在まで明らかにされている事は、21日午後にチョン・ソニと交わした10分間の通話だ。
アン・ジェファンが21日に通話した後、極端な決断=すなわち死を選んだのか、もしくはその他の行動を取っていたのかは、死因への重要な手がかりとなる。

チョン・ソニとの通話内容も、一方の主張である可能性が高いため、正確な死亡時刻は事件を読むのに“珍しい”手がかりとなるかもしれない。

■死亡現場

自殺として決着がつくと見られた事件だったが剖検の実施後、結果次第では追加捜査となる可能性もある。追加捜査を通して、アン・ジェファンがなぜ死亡場所を市内の住宅街に選んだのか、明らかとなるのか注目されている。

飲料水の缶と食料品が死体と共に発見されたことで、長時間を車内で過ごしていたと見られる。アン・ジェファンが自身の“最後の場所”を車内に選んだ理由は何であったのか、警察も慎重に捜査を行っている。

何より遺書とノートに綴られたアン・ジェファンの思いも、疑問が残る死因の全貌解明へ有力な証拠物となる。

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