キム・ギヒョン国民の力代表(画像提供:wowkorea)
キム・ギヒョン国民の力代表(画像提供:wowkorea)
韓国で、飲酒運転により3回摘発された常習犯に対して免許を永久剥奪し、当該運転者名義の車両まで没収する高強度の予防法案発議が予告された。

4日、国会などによると、チェ・チュンシク(崔春植)国民の力(与党)議員はこのような内容のいわゆる‘飲酒運転者免許永久剥奪車両没収法(道路交通法改正案)’発議を推進している。

飲酒運転(血中アルコール濃度0.03%以上)で摘発された初犯は3年、再犯は5年間免許を取り消す内容も盛り込まれた。今回の処罰の場合、交通事故と人命被害の有無とは関係ない。

このような厳しい法案は泥酔運転者が小学生をはねて死亡させた‘スンアさん惨事’など、社会的な憤りがある中、飲酒運転者の処罰を強化しなければならないという社会の雰囲気が大幅に反映されたものとみられる。

飲酒運転摘発者の場合、初犯で終わらない可能性も高いことも発議の根拠になったものと分析される。警察の統計によると、飲酒運転摘発者のうち2回以上摘発された人の割合は2016年44.5%、2017年44.2%、2018年44.7%、2019年43.7%、2020年45.0%などである。

崔議員は「飲酒運転は再犯率が45%に達するほど悪い習慣だ。飲酒運転者の習慣と癖が直らなければ、やむを得ず法律的に免許を永久剥奪し、無免許で運転できないように車両を没収するしかない」と述べた。

これに先立ち、キム・ギヒョン国民の力代表は飲酒運転の前歴があるドライバーの車両に‘飲酒運転始動ロック装置’の設置を義務付ける道路交通法改正案を発議した。ハ・テギョン(河泰慶)議員は2回以上、飲酒運転で摘発された常習飲酒運転者と飲酒運転で死亡に至らせた人の名前、顔、年齢などの個人情報を公開できるようにする‘特定犯罪加重処罰等に関する法律’(特加法)の改正案を発議した。ソ・ジョンスク(徐正淑)議員もまたスクールゾーンで飲酒死亡事故を起こした被疑者の身元を公開する特加法改正案を代表発議している。

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