THAADが配備されている慶尚北道星州郡の基地を訪問した金承謙氏(中央、合同参謀本部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
THAADが配備されている慶尚北道星州郡の基地を訪問した金承謙氏(中央、合同参謀本部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国軍制服組トップの金承謙(キム・スンギョム)合同参謀本部議長は20日、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」が配備されている南部・慶尚北道星州郡の基地を訪問した。軍が明らかにした。合同参謀本部議長がTHAAD基地を訪れたことはあるが、公に訪問するのは初めて。 金氏は将兵らを激励し、「敵のいかなるミサイル脅威に対しても同盟の安全に責任を負うという自負心で任務を遂行してほしい」と求めた。 また「皆さんが韓米同盟の発展をけん引する原動力であり信頼の象徴」とし「韓国国民と議長は皆さんを信じている」と強調した。 韓国政府は2016年にTHAADの在韓米軍への配備を決定。これに反発した中国はドラマ、映画、番組などで韓流コンテンツを締め出し、自国内での韓国芸能人の活動を制限したほか、化粧品をはじめ多数の韓国製品の輸入を不許可にするなど報復とも受け止められる措置を取り、両国関係は冷え込んだ。これらの中国の措置は次第に緩和されたものの、現在もその影響は残っている。
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