大韓航空・アシアナ航空、4月から国際線運航を新型コロナ以前の60%以上回復(画像提供:wowkorea)
大韓航空・アシアナ航空、4月から国際線運航を新型コロナ以前の60%以上回復(画像提供:wowkorea)
大韓航空とアシアナ航空は、国際線旅客需要の回復を受けて、来月から新型コロナウイルスのパンデミック以前の60%の水準まで運航を拡大する。

航空業界によると12日、大韓航空は来月から国際線78路線で週622往復、アシアナ航空も来月から55路線で週349往復を運航する計画だ。

大韓航空は今月、国際線69路線で週548往復を運航している。キンポ(金浦)~北京とインチョン(仁川)~北京、上海、西安、深セン、延吉など中国路線を中心に運航の再開と増便が進められる予定だ。

26日には週3往復のスケジュールで仁川~チューリッヒ・プラハなどヨーロッパ路線も運航が再開される。

これによって、来月には2019年における国際線運航の67%に相当する水準の週622往復まで運航を拡大する。

北米路線で週11往復、ヨーロッパと中東路線で週20往復、東南アジアとオセアニア路線で週22往復、日本路線で週14往復など、前月比で国際線の運航が週74往復増える。

4月23日からは仁川~マドリード・イスタンブール・ニャチャン・ブリスベン路線の運航を再開する。

一方、アシアナ航空は今月、国際線54路線で週312往復を運航する。金浦~上海、仁川~広州・青島・西安・天津などの路線で運航が再開される。

また、新型コロナウイルスのパンデミックによって中断されていた仁川~セブも今月15日から週4往復運航する。

来月には週349往復の運航を計画して、2019年に比べて62%の水準まで回復する方針だ。日本路線で週10往復、中国路線で週15往復、ヨーロッパ路線で週2往復など、前月比で週37往復の運航が増える。

路線別では、仁川~大連・長沙・仙台と金浦~北京などの運航が再開される予定だ。

大韓航空とアシアナ航空は、日本と中国路線の拡大に注力したのに続き、今年上半期にヨーロッパと北米路線の運航正常化にも弾みをつける方針だ。

航空会社各社は運航路線の拡大に伴い、新型コロナウイルスの期間に休職していた客室乗務員らの復職も急いでいる。

大韓航空は6月から客室乗務員全員を業務に復帰させることを決めた。

航空業界の関係者は、「中国路線も本格的に拡大するなど、全体的に正常化に向かう状況で客室乗務員も徐々に復帰している」と述べた。
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