メッシュコリアの内紛が深刻化、創業者が代表の選任は取締役会違反と批判=韓国(画像提供:wowkorea)
メッシュコリアの内紛が深刻化、創業者が代表の選任は取締役会違反と批判=韓国(画像提供:wowkorea)
自社の売却を進めている、出前代行サービス「VROONG」の運営会社、メッシュコリア内の内紛が深刻化している。

同社の創業者であるユ・ジョンボム議長は3日、メッシュコリアに対し売却反対の立場を明かす声明文を出した。適法ではない手続きで会社の議決権を奪ったうえ、これを基に開かれた取締役会で選出されたキム・ヒョンソル代表取締役の地位は認められないというのが、その内容だ。キム代表が進めている自社の売却にも、適法ではないとの意見を明らかにしている。

ユ議長は、1月25日の緊急取締役会で選出されたキム代表をはじめとした経営陣の職務執行停止と可処分申請を、裁判所に提出した。この緊急取締役会の開催を防ごうとユ議長は同日、取締役会の開催を独自に進めたが、メッシュコリア側がこれを妨害して不法な取締役会を開催し、自身を代表取締役から解任したと主張した。

ユ議長は「該当の取締役会によって選出されたキム・ヒョンソルの地位は認められるものではなく、ユ・ジョンボムこそが取締役会の議長であり代表取締役だ」と主張している。

これに対しキム代表は、取締役会は適法な手続きにのっとって進められたもので、ユ議長が自身に有利な状況を作るため、無理な主張をしているとの立場をとっている。売却手続きは、予定通り進める方針だ。

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