フィリピンは韓国政府に、バターン原発建設再開事業の協力をあらためて要請した(画像提供:wowkorea)
フィリピンは韓国政府に、バターン原発建設再開事業の協力をあらためて要請した(画像提供:wowkorea)
フィリピンは韓国政府に、バターン原子力発電所建設再開事業の協力をあらためて要請した。フィリピンは火力発電の依存度が高い国で、来年の電力需給で大きな困難に直面するとみている。

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韓国産業通商資源部(経済産業省に相当)によると、チョン・ヨンギル・エネルギー産業室長は7日ソウルで、フィリピンのマーク・コファンコ原子力エネルギー特別委員長に会い、原発協力方案について話し合った。

コファンコ委員長は「フィリピンは気候変動とエネルギー危機への対応のため、原発の役割を強化する政策を推進している」とし「バターン原発建設再開に関して技術妥当性の検証を遂行する過程で、韓国側の協力が必要だ」と強調した。

これにチョン室長は「韓国も原発政策の正常化と再生エネルギーの合理的な普及を通して、現実的で調和されたエネルギーミックスを推進している」とし「原発の適期竣工能力を保有した韓国は、最適なパートナーだ」と答えた。

またチョン室長とコファンコ委員長は、バターン原発に関する官民間の疎通拡大の必要性においても共感した。

フィリピンは慢性的な電力難に直面しており、フェルディナンド・マルコス大統領はこのような問題を解決するため原発の稼働を推進している。

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