エミー賞受賞後、ロサンゼルスのホテルで開かれた記者会見に出席したイ・ジョンジェ(右)=12日、ロサンゼルス(聯合ニュース)
エミー賞受賞後、ロサンゼルスのホテルで開かれた記者会見に出席したイ・ジョンジェ(右)=12日、ロサンゼルス(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】米動画配信大手ネットフリックスの韓国ドラマ「イカゲーム」で主人公を演じ、米テレビ界最高峰の栄誉とされるエミー賞の主演男優賞を受賞したイ・ジョンジェが12日(日本時間13日)、アジア国籍の俳優として初の受賞者となったことに対し複雑な心境を明らかにした。 イ・ジョンジェは所属事務所を通じて発表したコメントで「考えることが多い」とした上で、「『アジア人がメインキャラクターとして受賞するまでに長い時間がかかった』と考えると(心が)それほど軽いばかりではない」と語った。また、「(受賞の知らせに)韓国の方々もとても喜んでくださるが、他のアジア諸国の方々も喜んでくださり、私がもらったこの賞は自分一人で喜ぶ賞ではないと感じた」と説明した。 1949年にエミー賞が始まって以来、テレビドラマ部門でアジア国籍の俳優が主演男優賞を受賞したのは初めて。ノミネートされたのも今回が初めてだ。 助演男優賞候補のオ・ヨンスとパク・ヘス、助演女優賞候補のチョン・ホヨンは授賞式の直後に韓国メディアの取材に応じ、複数の韓国俳優がノミネートされたことも記念碑的な出来事だと強調した。
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