<インタビューその1>俳優カン・テオが語るドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」(画像提供:wowkorea)
<インタビューその1>俳優カン・テオが語るドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」(画像提供:wowkorea)
韓国俳優カン・テオがENAドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」に対して、「本作は一緒にぶつかって応援し合いながら成長しようというメッセージが込められています」と考えを明かした。カン・テオは「僕が演じたジュノは、ヨンウ(女優パク・ウンビン扮)が回転ドアを克服できるように一緒にワルツを踊ります。横にある押し戸のドアに行くよう案内することもできますが、一緒に回転ドアを克服するという姿が良かったですね」と説明した。

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 好評の中、放送終了を迎えたドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」は、天才的な頭脳と自閉スペクトラム症を持つ大型ローファームの新人弁護士ウ・ヨンウが様々な事件を解決しながら成長するヒューマン法定ドラマだ。カン・テオは、ローファーム「ハンバダ」の総務チームスタッフのイ・ジュノ役を熱演し、ヨンウに対する温かい笑顔やセリフで「国民的寂しい男」、「直進フォックスマン」、「有罪人間」といったニックネームが付けられ、シンドローム級の人気を誇った。

 カン・テオは、本作の素材となる自閉スペクトラム症について意見を語った。「自閉スペクトラム症と自閉スペクトラム症ではない人を区別し、慎重に接近するほうがむしろ逆差別になる可能性もあります」と説明した。

 カン・テオは2017年に出演したMBCドラマ「あなたはひどいです」で視覚障害者のイギョンス役を演じた経験を振り返った。当時、作品を準備しながら視覚障害者の体をつかんで引っ張っていく行動は大きな失礼になると聞き、衝撃を受けたことがあるという。「僕たちが配慮だと思う行動が、時には差別になるかもしれないと思いました。『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』で演じる時も自閉スペクトラム症に対して慎重に考えるより、ウ・ヨンウという人そのものの魅力について考えました」と伝えた。

 また本作が「現実とかけ離れたファンタージに近い」という指摘も知っているとし、「作品を良いと思って見てくださる方も、残念だと思って見てくださる方もいらっしゃるはずです。評価には様々な視点があると思います。作品に関するいろんな会話がなされることが、大きな関心だと思っています」と語った。

 そして劇中、特別なケミストリーを見せた「ハンバダズ」について「ハンバダの仲間とシットコムを撮ってみたいですね」と明かした。そのくらいに愛情が深まったという意味だ。劇中、ハンバダで活躍したウ・ヨンウ役の女優パク・ウンビン、チョン・ミョンソク役の俳優カン・ギヨン、チェ・スヨン役の女優ハ・ユンギョン、クォン・ミヌ役の俳優チュ・ジョンヒョクが「ハンバダズ」のメンバーだ。「本当にいいケミストリーが生まれました。些細なことでもたくさん話したので親しくなりました。初めは、新型コロナウイルス感染拡大の状況で集まることが難しかったんです。後半で地方での撮影が多くなり、親睦を深める機会ができて仲が一層深まりました」と明かした。

 特にジュノと恋愛関係となるヨンウ役の女優パク・ウンビンについて「何歳も違わないお姉さんなんですが、現場では本当に大先輩です。ウ・ヨンウのセリフ量も多く、準備することも多かったはずなのに、現場でミスをせず、また疲れた様子も見せませんでした。プロだなって感じましたね」と絶賛した。パク・ウンビンは1998年のSBSドラマ「白夜3.98」で子役デビューし、ことし30歳となるがすでに芸歴25年の中堅女優だ。

 パク・ウンビンの助言でそれぞれのシーンが豊かになったと説明したカン・テオは、「『まなざしがいい』、『気持ち悪い』などといろいろフィードバックしてくれました。正直な会話が良かったですね」と語った。

 また「ハンバダズ」で出演してみたいシットコムについて「アメリカのドラマ『フレンズ』や韓国の『ノンストップ』のような軽い作品がよさそうです」と説明した。

 本作や「ハンバダズ」の人気が出ると予想していたのかという質問に、「うまくいくと思った」と答えつつ「済州島で撮影した時にイルカの名所を訪れた時があるんですが、イルカを直接見るといい兆候だと思ったので内心期待していたんですが、本当でしたね」と明かした。


<インタビューその2>へ続く

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