記者会見でポーズを取る少女時代=5日、ソウル(聯合ニュース)
記者会見でポーズを取る少女時代=5日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の女性グループ、少女時代が5日、ソウル市内のホテルで7枚目フルアルバム「FOREVER 1」の発売記念記者会見を開き、5年ぶりとなるフルメンバーでの活動に対する抱負を語った。

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 2007年に「Into the New World」でデビューし、今年で15周年を迎えた少女時代は、いわゆる「女性アイドル第2世代」を代表するグループとして数々のヒット曲を残した。

 09年にリリースしたファーストミニアルバム「Gee」でスキニージーンズと白いTシャツのファッションを流行させたのをはじめ、「Genie」「Oh!」「Run Devil Run」「Hoot」などの曲を立て続けにヒットさせ、全盛期を迎えた。

 メンバーのスヨンは「どこの国に到着したかも分からないほど忙しい時期だった」としながら、「まるで学生時代の修学旅行の思い出のように記憶に残っている」と15年間を振り返った。

 歌謡界に君臨した少女時代は14年の4枚目ミニアルバム「Mr.Mr.」まで9人組で活動したが、15年にジェシカが脱退し、実業家に転身したことで8人体制となった。

 グループ活動が落ち着くと、各メンバーはソロ活動でも頭角を現した。テヨンはソロ曲「I」「Fire」などをヒットさせ、音楽チャートを席巻した。

 ユナは演技活動に注力し、19年の主演映画「EXIT イグジット」では観客動員数900万人を記録するなど人気女優に成長した。他のメンバーもバラエティー、ミュージカル、ファッションなど幅広い分野で活躍してきた。米ビルボードは17年、少女時代を「過去10年間で最高のK―POPガールズグループ」に選んだ。

 今回の新譜「FOREVER 1」は、少女時代としての活動の集大成となるアルバムだ。デビュー10周年を記念した発売した6枚目フルアルバム「Holiday Night」以来5年ぶりのフルアルバムで、全10曲が収録されている。

 サニーは「今回のアルバムのティーザーイメージ、アルバムジャケット、ミュージックビデオまで、これまでの少女時代の活動を復習し、記念する感じ」として、「改めて少女時代が何をしてきたかを見て、胸がいっぱいになった」と語った。

 テヨンはタイトル曲「FOREVER 1」の歌詞について「大切な人々に対する永遠の愛を表現した」と語り、今の少女時代が言いたいこととして「永遠に一緒にいよう」という歌詞も盛り込んだと説明した。

 収録曲「Lucky Like That」は、少女時代を支えたファンクラブ「SONE」のための歌だ。

 ユナは「長い間願えばいつかまた会えるというメッセージを込めた」としながら「私たちのファンクラブのことが真っ先に思い浮かんだ曲」と紹介。「私がメンバーのうち最後にこの曲をレコーディングした」として、「久しぶりにメンバー全員で録音した声を聞いて泣きそうになった」と明かした。

 「Villain」と「You Better Run」は悪魔をイメージした曲で、ヒット曲「Run Devil Run」のコンセプトを受け継いだ。

 ティファニーは自ら作曲した「Villain」について「(『Run Devil Run』の)ダークな少女時代、ボーカルとダンスパフォーマンスをする少女時代を(ファンに)思い出してほしかった」とし、作詞を担当したスヨンは「悪党というよりは平凡な人とは異なる選択をする『変わり者』という意味」と説明した。

 ソヒョンは、「You Better Run」は「Run Devil Run」の歌詞を引き継いだ内容だとして「このようなやり方に挑戦したのは初めて」と話した。

 少女時代は今回の新譜で、韓国最長寿ガールズグループの地位を確固たるものにした。

 テヨンはグループの長寿の秘訣について「少女時代が少女時代のファンだから」としながら、「少女時代を守りたいという気持ちだけでこの瞬間まで来た」と力を込めた。


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