第63回「国際数学オリンピック(IMO)」での韓国代表チームの顔ぶれ(画像提供:wowkorea)
第63回「国際数学オリンピック(IMO)」での韓国代表チームの顔ぶれ(画像提供:wowkorea)
7月6~16日までの11日間、ノルウェーのオスロで開催された第63回「国際数学オリンピック(IMO)」で、韓国代表チームの学生6人全員がメダルを獲得した。

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今大会には、104か国から589人の学生が参加した。韓国代表チームは金メダル3個、銀メダル3個を獲得し、合計208点で総合2位となった。

とくに金メダルを受賞したチェ・ウジンさん(ソウル科学高校2年生)は、42点満点中40点で個人12位となる優れた成績を収めた。このほかペ・ジュフィさん(同)、イ・ギュドンさん(同)は2021年に続き2年連続の金メダルに、またキム・ドンヒョンさん(同校3年)は銅メダルを獲得した2020年に続き、ことしは銀メダルに、それぞれ輝いた。

一方、韓国はことし国際数学連合(IMU)における最高ランクへの昇格を求める申請書に、韓国の数学の全体的な成長と関心向上を強調する実績と共に、「国際数学オリンピック」での入賞実績を含めている。

韓国では、数学界のノーベル賞といわれる「フィールズ賞」の受賞者、ホ・ジュニ教授を指導したことで知られる、ソウル大学のキム・ヨンフン教授をはじめ同校のソン・ヨンス、ソ・インソク教授や、米カリフォルニア大学バークレー校のシン・ソクウ教授などが、同大会のメダリストから国際的な数学者へと成長し、基礎科学の発展と後継の育成に寄与している。




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