朴洪根、共に民主党院内代表(画像提供:wowkorea)
朴洪根、共に民主党院内代表(画像提供:wowkorea)
国民の力(与党)は5日、パク・ホングン(朴洪根)共に民主党(野党)院内代表がパク・スネ(朴順愛)教育部長官の国会出席を許可せずとしたことについて「再び国会の責任を放棄しようとしている」と批判した。

パク・ヒョンス(朴亨修)国民の力院内報道官はこの日、論評を通じて「共に民主党は長官の国会出席を妨げて、再び国会の責任を放棄しようとせず、速やかに院構成を終えられるよう、積極的に協力してほしい」とこのように明らかにした。

これに先立ち、朴洪根院内代表はこの日の午前、院内対策会議で「ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領が朴順愛教育部長官候補を聴聞会もなしに任命強行したことは、ずっと国民の顔だけ見て握手をしたことだ。国民検証のない国務委員の国会出席には決して同意しない」と強調した。

朴亨修院内報道官はこれと関連して「尹大統領が朴順愛長官任命を裁可したのは国会正常化交渉が難航した昨日の午前である。その前日、両党院内代表の交渉が2回とも決裂した状況で、昨日の午前までも与野党の主張は平行線をたどり、共に民主党は国会議長の単独選出強行を予告した。そうなると政局は行き詰まり、今後相当期間の院構成合意は期待しにくくなるため、やむを得ず大統領は教育部長官任命を裁可した」と説明した。

続いて「昨日で教育部長官候補が指名されてから40日目だった。いつまでも教育部の首長の席を空席にしておくことはできないのではないか。与野党が早く院構成を終えて聴聞会を開催していたら、朴順愛長官も聴聞会に出て自身に対する疑惑を十分に弁明したはずであり、大統領の負担も一層軽くなっただろう」と付け加えた。

さらに「共に民主党は教育部長官の国会出席を許可しないのではなく、早期に院構成を終え、常任委員会で長官に対する検証を実施すればいい。常任委員会ではいくらでも聴聞会に準ずる検証が可能であり、国民の力はこのような検証手続きに反対しない」と述べた。

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