韓国統一部(部は日本の省に相当)はこの日、「本日午前9時ごろ、南北共同連絡所通話は正常に稼働したが、業務開始に関する連絡以外に別途の言及は何もなかった」と明らかにした。
統一部は前日、北朝鮮に「ファンガン(黄江)ダム」など北朝鮮側の水域のダム放流を行う場合、事前に韓国側に通知するよう要請していた。現在、南北間の通信連結状態が不安定であることから、立場文として公開要請したという。
統一部は「梅雨シーズン、南北国境地域の洪水被害などが懸念される状況で、国境地域の住民の生命と財産上被害を事前に予防するための基本的な措置」とし、「南北合意に従い、北朝鮮水域のダム放流時には事前に韓国側に通知するよう北朝鮮に要求した」と説明している。
北朝鮮は、去る27日から豪雨を伴う梅雨が始まった。これに、黄江ダムなどの水門を開くなど一方的な放流の可能性が懸念されている。
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