リサイクル衣料が流行、サマーファッションで広がるエコブーム=韓国(画像提供:wowkorea)
リサイクル衣料が流行、サマーファッションで広がるエコブーム=韓国(画像提供:wowkorea)
ショッピングモールの「ネパモール」は24日、夏のレジャー活動時に適した機能性エコ製品「オーシャンプロジェクト」を発売した。

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このTシャツは、海で回収したプラスチックを再利用したエコ原糸で製作された。一般的なポリエステルに比べ、生産工程で発生するエネルギーや水の使用量、二酸化炭素排出量を削減するというトレンドを適用し、エコなメッセージを伝える趣旨がある。

このほかアウトドアブランドのブラックヤクがことし発売した登山靴「343ヤクGTX」と「343ピッチGTX」は、廃ペットボトルを再利用したインソールを使っている。アウトドアブランドのザ・ノース・フェイスは4月、エコスニーカー「HEXA V2」を販売。主力のフットウェア製品の1つである同製品は、廃ペットボトルを再利用して作ったリサイクルメッシュと、裁断後に残った皮を再利用したリサイクルレザーを表地に使った。

企業がエコ衣料の販売に積極的な理由は、MZ世代(1980~2000年代生まれ)の「コト消費(行動やサービスに消費すること)」トレンドを反映したものと考えられる。大韓商工会議所がMZ世代380人を対象に実施した「MZ世代が見るESG経営と企業の役割」調査によると、回答者の64.5%がESGを実践する企業の製品を、高くても買うと答えた。

新規投資も行われている。化学素材大手コーロンインダストリーのFnC部門はこのほど、エシカルファッションを扱うソーシャルベンチャー、K.O.Aの株式100%を買収した。FnC部門がこれまで手掛けてきたリサイクルファッションブランド「RE;CODE」に加え、エコ事業をより拡大する意向だ。



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