イ・グン元大尉「韓国で負傷治療…政府の許可受けてウクライナに戻ることを希望」(画像提供:wowkorea)
イ・グン元大尉「韓国で負傷治療…政府の許可受けてウクライナに戻ることを希望」(画像提供:wowkorea)
ウクライナ国際義勇軍として参戦した海軍特殊戦戦団(UDT/SEAL)大尉出身ユーチューバー=イ・グン(李根)氏が負傷治療のために韓国に帰国するものとみられる。

イ・グン の最新ニュースまとめ

 イ氏が運営するYouTubeチャンネル「ROKSEAL」のマネジャーは去る22日、YouTubeコミュニティを通じて、MRI検査を受けるイ氏の姿が撮られた写真を公開した。

 マネジャーは「イ・グン大尉の主治医は『負傷は深刻ではないが、集中治療と数か月間のリハビリが必要だ』と言った」とし「病気休暇を出して韓国で追加治療を受ける予定」と明らかにした。

 続けて「イ・グン大尉は負傷が回復した後、韓国政府の許可の下でウクライナに戻ることを希望している」とも伝えた。

 これに先立ってイ氏は去る3月7日、義勇軍として参戦するためにウクライナに出国したと明らかにし、YouTubeチャンネルとInstagramを通じて近況を伝えてきた。

 続けて去る15日、イ・グン氏側は負傷の知らせを伝えたマネジャーは掲示物を通じて「イ・グン大尉が最近、敵地で特殊偵察任務を指揮していたところ負傷した。現在、軍病院に移送された」と伝えた。

 しかし、イ氏が帰国すれば、旅券法違反で処罰を受ける可能性が高い。韓国政府は2月中旬からウクライナ旅行を禁止し、イ氏は旅券法違反の疑いで告発された状態だ。

 旅券法に違反すれば1年以下の懲役または1000万ウォン(約100万円)以下の罰金とともに、パスポート無効化などの行政制裁を受けることになる。
 
 イ氏も去る14日に報道されたウクライナ現地週刊誌とのインタビューで「韓国ではウクライナに滞在することが不法であり、わたしが帰れば戦争に参加したという理由で空港で逮捕されるだろう」とし「わたしはウクライナ政府から多くの公文書を受け取る予定であり、これが裁判に役立つことを願う」と言及していた。

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