イルジンマテリアルズによる銅箔工場(画像提供:wowkorea)
イルジンマテリアルズによる銅箔工場(画像提供:wowkorea)
リチウムイオンバッテリー素材の生産などを手掛けるイルジンマテリアルズは8日、ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が、スペインを電気自動車(EV)ハブとして構築するプロジェクト「F3(Future: Fast Forward)」コンソーシアムに参加すると発表した。

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同社は「リチウムイオンバッテリー素材を生産するメーカーとして、今回のプロジェクトに韓国から唯一含まれた点に意義がある」と話している。同社はEV用バッテリーの中核素材となる銅箔を生産している。

フォルクスワーゲン・グループがスペイン政府と推進する今回のプロジェクトには、イルジンマテリアルズをはじめ、VW子会社の完成車メーカー、セアトなど計62社が参加する。投資金額は93兆ウォン(約9兆5527億円)。これにより来年まで、スペインなどに25万台のEVを普及させるのが目標だ。

また今回のプロジェクトは鉱山でのリチウム採取からEV用バッテリーの生産、EV製造に至る、EVエコシステムを構築する方式で進められる。フォルクスワーゲン・グループはスペインのバレンシアに、バッテリーを製造する「ギガファクトリー」を建設する予定だ。

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