韓国農林畜産食品部、過剰生産のコメ12.6万トンを追加購入し市場から隔離(画像提供:wowkorea)
韓国農林畜産食品部、過剰生産のコメ12.6万トンを追加購入し市場から隔離(画像提供:wowkorea)
韓国農林畜産食品部(日本の農林水産省に相当)は6日、昨年生産されたコメ12万6000トンを追加で買い入れ、市場から隔離することにし、来る16日に関連の入札を進めると発表した。

 今回の措置は2021年産のコメ市場の安定のため、昨年12月28日に超過生産量27万トンのうち20万トンを優先的に市場から隔離し、残りの物量は市場状況によって追加購入することを決めたことによるものだ。政府はこれまで地域別公開入札を通じて14万4000トンの買い入れを完了しており、今回、残余分を追加買い入れすることになる。

 これと関連して農林畜産食品部は地域別産地流通業者の在庫把握、政府糧穀倉庫の余席確認、現場意見収斂(しゅうれん)などの手続きを経て、市場隔離案を確定し、6日に細部買い入れ計画を公告した。

 今回の市場隔離の買い入れ対象は農家、農協、民間産地流通業者(RPC)が保有している2021年産稲であり、道別公開競争入札方式で行われる。

 今回の市場隔離では1次市場隔離と同じように農家保有物量を優先買い入れし、市場隔離参加を希望する農家は該当市・郡内の地域農協と協議して地域農協を通じて入札に参加できる。

 なお、農林畜産食品部は入札準備過程を経て、5月16日に入札を実施し、買い入れ検査後に買収を完了し、ことしのコメ需給安定のために自治体協議を経て、稲の栽培面積調整案もまとめる方針だ。

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