米国務省のプライス報道官は中国に対し「ロシアの主張をオウムのようにまねている」と強く批判した(画像提供:wowkorea)
米国務省のプライス報道官は中国に対し「ロシアの主張をオウムのようにまねている」と強く批判した(画像提供:wowkorea)
ジョー・バイデン米政権は21日(現地時間)、習近平中国国家主席が “安保不可分の原則”を言及したことに対して「ロシアの主張をオウムのようにまねている」と強く批判した。

米国務省のネッド・プライス報道官はこの日の会見で、習主席がボアオ・アジア・フォーラムのオンライン演説で「グローバル安保構想」を掲げたことへの質問に、先のように答えた。

プライス報道官は「中国は “安保不可分”という概念を含め、ロシアから出てきたことの一部をオウムのように繰り返しまねている」と批判した。

“安保不可分原則”とは「一国の安保のため、多国の安保を犠牲にしてはならない」という意味で、中国側はウクライナ事態に関して、NATO(北大西洋条約機構)の東進に反対するロシアの立場を擁護する脈略から幾度も言及されている。

プライス報道官は「中国がロシアに実質的支援をする場合、深刻な結果に直面するだろう」と改めて警告したが「まだ中国が支援に乗り出したことは把握されていない」と語った。

また「米国は人権・自己の決定権尊重に基づいた規則の上の国際秩序を擁護する」とし「中国とロシアを含めた一部の国家が、これに対抗し破壊しようとしている」と語った。

さらに「国民にうそをつき、隣国を残忍にあつかう政府の怒りを買うことは、それこそ光栄だ」と語った。

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