報道によると、問題の発言はオンライン・ショッピングモールで買い物をした河南省在住の顧客がカスタマーサービスのスタッフとチャットでやり取りする中で起こった。同スタッフはチャット上で顧客が卒業した大学について「ポンコツ大学」「時間の無駄」などとした上で、「河南省は貧民窟だ」と発言した。これに対し、顧客側は「不適切な発言だ」と反発した。
このチャット内容をスクリーンショットした画像がネット上に拡散し、多くの中国人が潜在的に持っている「階級差別的な考え方」を反映したものだと、中国国内で議論を呼んでいる。
この問題について、中国のネットユーザーらは「カスタマーサービスのスタッフが大学卒業者を下に見るなんて」「地域差別がひどすぎる」「いい人もいれば、悪い人もいる」「実は、中国人をいちばん馬鹿にしているのは中国人なんだよな」など、様々な反応を見せている。
報道によると、このスタッフはすでに会社を辞めたことが分かっている。
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