米国は、ロシアと協力関係を続けているインドに対し「厳重警告」を発した(画像提供:wowkorea)
米国は、ロシアと協力関係を続けているインドに対し「厳重警告」を発した(画像提供:wowkorea)
米国は6日(現地時間)、ウクライナに侵攻したロシアと協力関係を続けているインドに対し「厳重警告」を発した。インドが、中国をけん制するために発足した「クアッド」(Quad・日米豪印の4か国安保協議体)に参加しながらも、ロシアへの制裁に参加しないどころか、ロシア産原油などを購入することを「これ以上見過ごすことはできない」として圧力をかけたのである。

米ブルームバーグ通信などによると、米国家経済会議(NEC)のブライアン・ディーズ委員長は、この日記者たちに「侵略に関して、中国とインドの決定に失望した部分が明確にある」とし「インド側に対し『ロシアとのより露骨な戦略的提携の結果は、重大で長期的である』と伝えた」と語った。

ディーズ委員長は「米国家安全保障会議(NSC)の副補佐官率いる代表団が、先週2日間インドを訪問し、先のようなメッセージを伝えた」と説明した。

米国としては、アジアで中国をけん制しようとすればインドとの協力が必須であるが、ナレンドラ・モディ首相はそのような米国と歩調を合わせていない状況である。モディ政権は「パキスタンと中国に対応しなければならない」という理由により、価格の安いロシア製武器の最大購入国でもある。

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