同研究院が主要な11の原材料の供給について調査した結果、ロシアとウクライナが世界で占める割合が高い品目は、クリプトン(80%)、ネオン(70%)、パラジウム(42.9%)、小麦(26.6%)の4つだった。
同報告書では「ロシアのウクライナ侵攻で主要な原材料の供給に支障が出ても、大部分の原材料は大きな影響を受けないだろう」と説明した。
実際、原油と石炭、アルミニウムなどの原材料価格は、上昇傾向にあった3月初めから10%以上下落し、早期に安定した。とくに石炭価格は3月2日の1トンあたり440ドル(約53910円)から、4月1日には同258.8ドル(約31713円)へと40%以上下落した。
報告書は「価格急騰後、最近は相場に大きな動きがない原材料価格は下半期、戦争への不安心理の緩和や在庫の増加により、下落傾向が鮮明になる」と展望した。
戦争の不確実性が残る一方、ことし10~12月期の原油価格は1バレルあたり80ドル(USD、約9800円)へ、また石炭は1トンあたり150ドル(約18378円)へ、それぞれ下落する予想だ。
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