首席秘書官・補佐官会議で発言する文大統領(青瓦台提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
首席秘書官・補佐官会議で発言する文大統領(青瓦台提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は14日、青瓦台(大統領府)で開かれた首席秘書官・補佐官会議で、9日に投開票が行われた大統領選の結果に関して「過去に例のない激しい競争の中で葛藤が多かった選挙であり、最も少ない票差で当落が分かれた」として、「選挙戦で明確に表れた国民の分裂を収拾し、治癒し、統合することが最優先課題だ」との考えを示した。 大統領選以降に文大統領が公の場で発言したのは今回が初めて。 文大統領は、次期政権では少数与党となるが、バランスを取って統合と協力の政治を行うことが国民の要求だと強調。政府は次期政権が安定的に発足できるよう協力していくと述べた。 各官庁に対しては、任期を終えるまで責任を果たさなければならないとして、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」への対応に総力を挙げること、安全保障体制を維持して朝鮮半島情勢の安定的、平和的管理に最善を尽くすこと、エネルギー価格の上昇などによる物価上昇の管理に万全を期すことなどを指示した。 このほか、東部で発生した大規模な山火事に関しても迅速な復旧と日常生活の回復のために最善を尽くすと述べた。
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