PCR検査の大幅増加に伴い介護療養型医療施設や軍入隊者など検査回数変更 = 韓国(画像提供:wowkorea)
PCR検査の大幅増加に伴い介護療養型医療施設や軍入隊者など検査回数変更 = 韓国(画像提供:wowkorea)
防疫当局は、急増する遺伝子増幅検査に対応するため、海外入国者、介護療養型医療施設、軍入隊者などの義務検査の回数を減らす。

 8日、キム・ガプジョン中央防疫対策本部感染病診断総括チーム長は、会見で「新型コロナウイルスの感染者が増加しており、PCR検査の需要が増加し続けている。検査機能の効率化のために10日からPCR検査の優先対象者の検査回数を一部変更する予定である」と述べた。

 まず、これまでの海外からの入国者のPCR検査回数を2回から1回、迅速抗原検査を1回に変更する。キムチーム長は「PCR検査の優先対象者の中に海外からの入国者が含まれているが、入国後の初日と6日目から7日目にPCR検査を行っている。今後は、初日にPCR検査、7日目は国内監視システムと同様、迅速抗原検査に変更して実施する予定である」と述べた。

 介護療養型医療施設など、感染リスクの高い施設での検査回数も4回目のワクチン接種者に限って減らす。キムチーム長は「現在、感染リスクの高い施設の従事者などについては、1週間に2回のPCR検査と迅速抗原検査2回を行っている。介護療養型医療施設などで、4回目のワクチン接種を推進していることを考慮し、4回目のワクチン接種を終えた者は、接種2週間後からPCR検査を免除する予定である」と説明した。週2回の迅速抗原検査週は維持される。

 軍入隊者を対象にした検査も一部変更される。キムチーム長は「感染者が軍に入隊すれば、内部で感染拡大する恐れがある。感染の要因となるものを事前に排除するため、現在、入隊後の初日、8日目に行われている2回のPCR検査を入隊前1回に変更する」と述べた。

 キムチーム長は「検査の優先順位は維持されるが、一部の検査対象者について、回数や詳細な方法の一部調整を行い、10日から適用する」と述べた。
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