WHOのグローバルバイオ人材養成ハブは中・低所得国のワクチン自給化に向け、ワクチンとバイオ医薬品の生産のための教育と訓練を提供する中核機関。WHOは新型コロナウイルスの大流行後、ワクチンの不平等問題が浮上したことを受け、ワクチンの自給が困難な中・低所得国のバイオ分野の能力を高めるため、グローバルバイオ人材養成ハブ事業を進めてきた。
文大統領は「韓米グローバルワクチンパートナーシップなどさまざまな国・機関とワクチン協力を強化し、世界の保健危機克服に主導的に寄与していることに対する国際社会の評価」と説明。「もはや韓国は開発途上国のワクチン能力増強のための教育訓練と専門人材養成のハブ国家になった」とし、「われわれの経験とノウハウを国際社会と積極的に共有し、ワクチンの自給化とワクチンの不平等の解消に寄与する」との姿勢を示した。
また、「政府が目標として掲げた世界5大ワクチン強国、バイオ先導国家が現実となっている」と強調。「援助を受ける国から援助する国に、開発途上国から先進国に、追随国から先導国家に前進している」と評価した。
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