APRGはキョンヒ(慶熙)大学生命科学学科のカン・セチャン教授研究チームと共同で、分子ドッキング法およびドッキング予測プログラムなどを適用し「APRG64」がオミクロン株だけでなく、ベータやガンマ、デルタなどの各種変異株治療にも可能性があることを確認した。
今回の実験で「APRG64」は、最初のウィルスのスパイクタンパク質RBDとの結合エネルギーの平均値が-8.417キロカロリー毎モルとなったほか、オミクロン株との結合エネルギーは-7.717キロカロリー毎モル、その他の変異株との結合エネルギーの平均値は-7.587~-8.283キロカロリー毎モルを維持していた。
このため「APRG64」は、最初のウイルスと変異株いずれにも優れた効果があることにAPRGは期待している。
「APRG64」は仙鶴草や五倍子の抽出混合物で、最初はC型肝炎ウィルス治療剤として開発された。現在は新型コロナ、およびインフルエンザのウイルスに対する治療効果と抗体生成を促進するワクチン・アジュバント効果について非臨床試験などを通じて立証しており、臨床試験に向け準備している。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101