このサービスは高校卒業予定者から満39歳までのソウル市在住者が対象。面接時に着るスーツをはじめ、ネクタイやベルト、靴などを4日間無料で貸し出す。年間10回まで利用可能。
サービス利用者は6年間で16万人を超えるという。初年度の利用者は4032人だったが、昨年はその10倍近くとなった。前年比でも26%増加した。
現在、市内の7店でレンタルサービスを提供している。若者の要望を受け、今年は例年より1か月前倒しとなる先月14日からサービスを開始した。市は今月14日にさらに3店増やし、計10店でサービスを提供する予定だ。
市によると、就職・アルバイト情報サイトのジョブコリアとアルバモンが昨年9月に実施したアンケートで就活生に面接の準備費用を予想してもらったところ、平均48万ウォン(約4万6000円)だった。そのほとんどが身だしなみを整えるのに用いられる。
ソウル市の担当者は「いてつく雇用市場に苦しむ若者の経済的な負担を少しでも減らしたい。応援になれば幸いだ」と話した。
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